2.2. CLI を使用して AMI イメージを AWS に手動でアップロードする
RHEL Image Builder を使用して ami
イメージをビルドし、CLI を使用して Amazon AWS Cloud サービスプロバイダーに直接手動でアップロードすることができます。
前提条件
-
AWS IAM アカウントマネージャーに
Access Key ID
を設定している。 - 書き込み可能な S3 bucket を準備する必要があります。Creating S3 bucket を参照してください。
- 定義済みの青写真がある。
手順
テキストエディターを使用して、次の内容の設定ファイルを作成します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow provider = "aws" [settings] accessKeyID = "AWS_ACCESS_KEY_ID" secretAccessKey = "AWS_SECRET_ACCESS_KEY" bucket = "AWS_BUCKET" region = "AWS_REGION" key = "IMAGE_KEY"
provider = "aws" [settings] accessKeyID = "AWS_ACCESS_KEY_ID" secretAccessKey = "AWS_SECRET_ACCESS_KEY" bucket = "AWS_BUCKET" region = "AWS_REGION" key = "IMAGE_KEY"
フィールドの値を
accessKeyID
、secretAccessKey
、bucket
、およびregion
の認証情報に置き換えます。IMAGE_KEY
値は、EC2 にアップロードする仮想マシンイメージの名前です。- ファイルを CONFIGURATION-FILE.toml として保存し、テキストエディターを閉じます。
Compose を開始して AWS にアップロードします。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow composer-cli compose start blueprint-name image-type image-key configuration-file.toml
# composer-cli compose start blueprint-name image-type image-key configuration-file.toml
以下を置き換えます。
- blueprint-name は、作成したブループリントの名前に置き換えます。
-
blueprint-name は、
ami
イメージタイプに置き換えます。 - image-key は、EC2 にアップロードする仮想マシンイメージの名前に置き換えます。
configuration-file.toml は、クラウドプロバイダーの設定ファイルの名前に置き換えます。
注記カスタマイズしたイメージの送信先となるバケットの正しい AWS Identity and Access Management (IAM) 設定が必要です。イメージをアップロードする前にバケットにポリシーを設定しておく必要があります。
イメージビルドのステータスを確認します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow composer-cli compose status
# composer-cli compose status
イメージのアップロードプロセスが完了すると、"FINISHED" ステータスが表示されます。
検証
イメージのアップロードが成功したことを確認するには、以下を行います。
-
メニューで EC2 にアクセスし、AWS コンソールで正しいリージョンを選択します。イメージが正常にアップロードされたことを示すには、イメージが
available
ステータスになっている必要があります。 - Dashboard でイメージを選択し、 をクリックします。