9.4. コマンドプロンプトの無効化
コマンドプロンプトを無効にすると、ユーザーとシステムのやり取りが簡素化されます。また、経験の浅いユーザーがシステムの不安定化やデータ損失を引き起こす可能性のある危険なコマンドを実行するのを防ぎ、システムの設定や構成が不正に変更されるリスクを軽減できます。
前提条件
- 管理アクセスがある。
手順
次の内容を含むプレーンテキストの
/etc/dconf/db/local.d/00-lockdown
キーファイルを/etc/dconf/db/local.d/
ディレクトリーに作成します。[org/gnome/desktop/lockdown] # Disable command prompt disable-command-line=true
/etc/dconf/db/local.d/locks/
ディレクトリーの下に新しいファイルを作成し、ロックダウンするキーまたはサブパスをリストします。# Lock command prompt /org/gnome/desktop/lockdown/disable-command-line
変更をシステムデータベースに適用します。
# dconf update
- この設定を有効にするには、ユーザーはログアウトしてから再度ログインする必要があります。