7.4. IdM Directory Server の DN キャッシュサイズの調整


重要

カスタム値を適用する必要性が高い場合を除き、この設定を変更しないでください。IdM Directory Server は、パフォーマンスを最適化するために、組み込みのキャッシュ自動サイズ調整機能を使用します。

nsslapd-dncachememsize 属性は、識別名 (DN) キャッシュで利用可能なメモリー領域のサイズ (バイト単位) を指定します。DN キャッシュはデータベースのエントリーキャッシュと似ていますが、テーブルにはエントリー ID とエントリー DN のみが保存され、rename および moddn 操作のルックアップ時間を短縮できます。

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表7.5 nsslapd-dncachememsize 属性値

デフォルト値

10485760 (10 MB)

有効な範囲

500000 - 18446744073709551615 (500 kB - (264-1))

エントリー DN の場所

cn=database-name,cn=ldbm database,cn=plugins,cn=config

前提条件

  • LDAP Directory Manager のパスワード

手順

  1. オプション: データベースの接尾辞とそれに対応するデータベース名を表示します。

    [root@server ~]# dsconf -D "cn=Directory Manager" ldap://<server_fqdn> backend suffix list
    dc=example,dc=com (userroot)
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    このコマンドにより、各接尾辞の横にバックエンドデータベースが表示されます。次の手順では、接尾辞のデータベース名を使用します。

  2. データベースの DN キャッシュサイズを設定します。この例では、DN キャッシュを 20 メガバイトに設定します。

    [root@server ~]# dsconf -D "cn=Directory Manager" ldap://<server_fqdn> backend suffix set --dncache-memsize=20971520 userroot
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  3. Directory Server を再起動します。

    [root@server ~]# systemctl restart dirsrv.target
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  4. IdM Directory Server のパフォーマンスを監視します。改善されない場合は、この手順を繰り返し、dncache-memsize を別の値に調整するか、デフォルトの 10 MB に戻します。

検証

  • nsslapd-dncachememsize 属性の新しい値を表示し、希望の値に設定されていることを確認します。

    [root@server ~]# ldapsearch -D "cn=Directory Manager" -w <directory_manager_password> -b "cn=userroot,cn=ldbm database,cn=plugins,cn=config" | grep nsslapd-dncachememsize
    nsslapd-dncachememsize: 20971520
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