第2章 インストールの種類
Red Hat Enterprise Linux Atomic Host は複数の形式で配布されており、ベアメタル、複数の仮想環境、パブリックおよびプライベートクラウドインフラストラクチャーにインストールできます。
インストールメディア の ダウンロード ボタンをクリックすると、Red Hat Enterprise Linux Atomic Host 製品ページ で インストールメディアを見つけることができます。完全なインストール手順は Red Hat Enterprise Linux インストールガイドを参照してください。
RHEL Atomic Host のすべてのバージョンで .iso イメージが利用できる訳ではありません。たとえば、rhel-atomic-installer-7.3.3-1.x86_64.iso は Atomic Host 7.3.3 で利用できますが、バージョン 7.3.4 から 7.3.6 には .iso は利用できません。
最新の Atomic Host を .iso からインストールするには、以下を実行します。
- 利用可能な最新の .iso をダウンロードします。
- インストールします。
- 登録します。
- サブスクリプションを割り当てます。
実行コマンド
# atomic host upgrade
2.1. 開発者モード
Developer Mode では、実際にはインストールを行わずに Atomic Host を試すことができます。クラウドイメージの GRUB ブートメニュー(ベアメタル ISO にはない)でオプションとして利用でき、これにより メタデータファイルおよび ユーザーデータ ファイルのセットアップや cloud- init の設定も回避できます。
Atomic Host マシンが起動したら、GRUB ブートメニューで Developer Mode を選択して Developer Mode に入ります。
開発者モードは、cloud-init に以下を自動的に提供するローカルデータソースを提供します。
- 無作為に生成される root パスワード
- root アカウントの tmux セッションへの自動ログイン
-
rhel7/cockpit-ws
コンテナーのプルおよび起動