5.2. 新規バージョンへのアップグレード
Yum を使用し、従来のパッケージ管理モデルを持つ Red Hat Enterprise Linux 7 とは異なり、RHEL Atomic Host は OSTree を使用し、新しいオペレーティングシステムのルートを準備し、次回の起動のデフォルトを作成してアップグレードされます。
アップグレードを実行するには、以下のコマンドを実行します。
# atomic host upgrade # systemctl reboot
注記
OSTree は安全にダウンロードされます。ただし、必要な場合は、アップグレードする OSTree の証明を手動で検証できます。OS ツリーの手動検証 を 参照してください。
HTTP プロキシーを必要とするシステムを使用している場合、プロキシーは環境変数で設定されます。環境変数を設定するには、以下のようなコマンドを実行します。
# env http_proxy=http://proxy.example.com:port/ atomic host upgrade