14.2. getrusage()


getrusage 関数は、指定のプロセスおよびそのスレッドから重要な情報を取得するために使用されます。これにより、利用可能なすべての情報が提供されるわけではありませんが、コンテキストスイッチやページフォールトなどの情報について報告します。
パフォーマンスチューニングとデバッグのアクティビティーの両方に関連する情報を提供するために、アプリケーションをインストルメント化することは簡単です。この getrusage() 関数は、指定されたプロセスとそのスレッドから重要な情報を取得するために使用されます。これは、/proc/ ディレクトリー内の複数の異なるファイルからカタログ化する必要がありますが、アプリケーション上の特定のアクションまたはイベントと同期することが困難になります。自発的なコンテキストスイッチおよび自発的なコンテキストスイッチの量、メジャーおよびマイナーページのフォールト、使用中のメモリー量、その他の情報は、getrusage() 関数で取得できます。

注記

getrusage() 結果の報告に使用される構造に含まれるすべてのフィールドがカーネルによって設定される訳ではありません。一部は、互換性の理由でのみ保持されます。
この関数の詳細は、man ページの getrusage(2) を参照してください。
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