3.3. 共有 SAP ファイルシステムを設定する


共有ファイルシステムは、それが属する各 HANA サイトのすべてのシステムで設定する必要があります。

前提条件

  • 共有 NFS ベースのファイルシステムを用意し、各 HANA サイトのすべてのクラスターノードが関連する共有にアクセスできる。外部の NFS 共有でなければならず、いずれかのクラスターノードにエクスポートされてはなりません

手順

  1. 共有ファイルシステム用のディレクトリーを作成します。

    [root]# mkdir -p /hana/{shared,data,log}
  2. 共有 NFS ファイルシステムを /etc/fstab に追加し、システム起動時に自動的にマウントされるようにします。環境に適用するマウントオプションを設定します。基本的な例を異界示します。

    [root]# vi /etc/fstab
    …
    <nfs_server>:/<site_path>/data /hana/data nfs4 defaults 0 0
    <nfs_server>:/<site_path>/log /hana/log nfs4 defaults 0 0
    <nfs_server>:/<site_path>/shared /hana/shared nfs4 defaults 0 0
    • <nfs_server> は、NFS サーバーの DNS 名または各共有の IP アドレス (例: nfs01-datacenter1a.example.com) に置き換えます。
    • <site_path> は、サイト固有のルートパス (たとえば、1 つの HANA サイトのノード上の dc1) に置き換えます。
  3. systemctl デーモンをリロードして、新しい /etc/fstab エントリーを systemd に認識させます。

    [root]# systemctl daemon-reload
  4. /etc/fstab で設定した新しいファイルシステムをマウントします。

    [root]# mount -a
  5. 各クラスターノードで設定手順を繰り返します。

検証

  1. たとえば、HANA site 1 にファイルシステムがマウントされていることを確認します。

    [root]# df -hP | grep hana
    nfs01-datacenter1a.example.com:/dc1/hana/data    8.0E   32G  8.0E   1% /hana/data
    nfs01-datacenter1a.example.com:/dc1/hana/log     8.0E   32G  8.0E   1% /hana/log
    nfs01-datacenter1a.example.com:/dc1/hana/shared  8.0E   32G  8.0E   1% /hana/shared
  2. /etc/fstab に設定されているファイルシステムの systemd マウントターゲットが存在することを確認します。

    [root]# systemctl list-units --all | grep -e 'hana*.*mount' | column -t
    hana-data.mount    loaded  active  mounted  /hana/data
    hana-log.mount     loaded  active  mounted  /hana/log
    hana-shared.mount  loaded  active  mounted  /hana/shared
  3. 各クラスターノードで検証手順を繰り返します。
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