9.3. カスタム機能リポジトリーへの機能追加


カスタム feature リポジトリーに機能を追加するには、新しい feature 要素をルート features 要素の子として挿入します。機能に名前を付ける必要があります。bundle 子要素を挿入することで、機能に属するバンドルをいくつでもリストできます。たとえば、単一のバンドル C:\Projects\camel-bundle\target\camel-bundle-1.0-SNAPSHOT.jar を含む example-camel-bundle という名前の機能を追加するには、次のように feature 要素を追加します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<features name="MyFeaturesRepo">
  <feature name="example-camel-bundle">
    <bundle>file:C:/Projects/camel-bundle/target/camel-bundle-1.0-SNAPSHOT.jar</bundle>
  </feature>
</features>

bundle 要素の内容は有効な URL で、バンドルの場所を示す任意の有効な URL にすることができます (15章URL ハンドラー を参照) 。必要に応じて、機能要素で version 属性を指定して、機能にゼロ以外のバージョンを割り当てることができます (これにより、バージョンを features:install コマンドに任意の引数として指定できます)。

機能サービスが新しい機能エントリーを正しく解析するかどうかを確認するには、以下のコンソールコマンドのペアを入力します。

JBossFuse:karaf@root> features:refreshurl
JBossFuse:karaf@root> features:list
...
[uninstalled] [0.0.0                 ] example-camel-bundle                 MyFeaturesRepo
...

features:list コマンドは、機能のかなり長いリストを生成しますが、リストをスクロールして、新しい機能のエントリーを見つけることができるはずです (ここでは example-camel-bundle)。features:refreshurl コマンドは、カーネルにすべての features リポジトリーの再読み取りを強制します。このコマンドを実行しないと、カーネルは、リポジトリーに最近加えた変更を認識しません (特に、新しい機能はリストに表示されません)。

機能の長いリストでスクロールしないようにするには、以下のように example-camel-bundle 機能の grep を使用します。

JBossFuse:karaf@root> features:list | grep example-camel-bundle
[uninstalled] [0.0.0                 ] example-camel-bundle                 MyFeaturesRepo

grep コマンド (標準の UNIX パターン一致ユーティリティー) がシェルに組み込まれるため、このコマンドは Windows プラットフォームでも機能します。

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