第17章 リモート接続を使用したコンテナーの管理
ローカルのコンソールを使用したコンテナーの管理は、論理的でない場合があります。Red Hat Fuse でのコンテナーのリモート管理にはさまざまな方法があります。リモートコンテナーのコマンドコンソールを使用するか、リモートクライアントを起動します。
17.1. リモートアクセスのコンテナーの設定
17.1.1. 概要
Red Hat Fuse ランタイムをデフォルトモードまたは 「サーバーモードでのランタイムの起動」 で起動すると、他の Fuse コンソールから SSH 経由でアクセス可能なリモートコンソールが有効になります。リモートコンソールには、ローカルコンソールのすべての機能が含まれており、リモートユーザーがコンテナー内で実行されているコンテナーおよびサービスを完全に制御できます。
「クライアントモードでのランタイムの起動」 で実行すると、Fuse ランタイムはリモートコンソールを無効にします。
17.1.2. リモートアクセスのためのスタンドアロンコンテナーの設定
SSH のホスト名とポート番号は、INSTALL_DIR/etc/org.apache.karaf.shell.cfg
設定ファイルで設定されます。リモートアクセスのポート変更 は、使用しているポートを 8102 に変更する設定の例です。
リモートアクセスのポート変更
sshPort=8102 sshHost=0.0.0.0