9.3.2. 設定の使用


概要

コンテナーへのデプロイ時など、XML を使用してサービスを公開する場合、エンドポイントの MTOM サポートをエンドポイントの設定ファイルで有効にすることができます。エンドポイントの設定に関する詳細は、パートIV「Web サービスエンドポイントの設定」 を参照してください。

手順

MTOM プロパティーは、エンドポイントの jaxws:endpoint 要素内に設定されます。MTOM を有効にするには、以下を実行します。

  1. jaxws:property 子要素をエンドポイントの jaxws:endpoint 要素に追加します。
  2. entry 子要素を jaxws:property 要素に追加します。
  3. entry 要素の key 属性を mtom-enabled に設定します。
  4. entry 要素の value 属性を true に設定します。

例9.8「MTOM の有効化設定」 は、MTOM が有効なエンドポイントを示しています。

例9.8 MTOM の有効化設定

<beans xmlns="http://www.springframework.org/schema/beans"
       xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
       xmlns:jaxws="http://cxf.apache.org/jaxws"
       xsi:schemaLocation="http://www.springframework.org/schema/beans
                           http://www.springframework.org/schema/beans/spring-beans-2.0.xsd
                           http://cxf.apache.org/jaxws http://cxf.apache.org/schema/jaxws.xsd">

  <jaxws:endpoint id="xRayStorage"
                  implementor="demo.spring.xRayStorImpl"
                  address="http://localhost/xRayStorage">
    <jaxws:properties>
      <entry key="mtom-enabled" value="true"/>
    </jaxws:properties>
  </jaxws:endpoint>
</beans>
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