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第13章 JBoss EAP イメージのアプリケーションの開発

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JBoss EAP で Fuse アプリケーションを開発するために、S2I ソースワークフローを使用して、EAP で Red Hat Camel CDI の OpenShift プロジェクトを作成することもできます。

前提条件

  • OpenShift が適切に稼働し、Fuse イメージストリームがすでに OpenShift にインストールされているようにしてください。管理者向けの基本情報 を参照してください。
  • Maven リポジトリーが Fuse に対して設定されている。詳細は Maven リポジトリーの設定 を参照してください。

13.1. S2I ソースワークフローを使用した JBoss EAP プロジェクトの作成

JBoss EAP で Fuse アプリケーションを開発するために、S2I ソースワークフローを使用して、EAP で Red Hat Camel CDI の OpenShift プロジェクトを作成することもできます。

手順

  1. view ロールをデフォルトのサービスアカウントに追加して、クラスタリングを有効にします。これにより、default サービスアカウントへの view アクセス権限がユーザーに付与されます。サービスアカウントは、ビルド、デプロイメント、およびその他の Pod を実行するために各プロジェクトで必要になります。シェルプロンプトに以下の oc クライアントコマンドを入力します。

    oc login -u developer -p developer
    oc policy add-role-to-user view -z default
  2. インストールされた Fuse on OpenShift テンプレートを表示します。

    oc get template -n openshift
  3. 以下のコマンドを入力し、Red Hat Fuse 7.9 Camel CDI with EAP クイックスタートの実行に必要なリソースを作成します。これにより、クイックスタートのデプロイメント設定およびビルド設定が作成されます。ターミナルにクイックスタートや作成されたリソースに関する情報が表示されます。

    oc new-app s2i-fuse7-eap-camel-cdi
    
    --> Creating resources ...
        service "s2i-fuse7-eap-camel-cdi" created
        service "s2i-fuse7-eap-camel-cdi-ping" created
        route.route.openshift.io "s2i-fuse7-eap-camel-cdi" created
        imagestream.image.openshift.io "s2i-fuse7-eap-camel-cdi" created
        buildconfig.build.openshift.io "s2i-fuse7-eap-camel-cdi" created
        deploymentconfig.apps.openshift.io "s2i-fuse7-eap-camel-cdi" created
    --> Success
        Access your application via route 's2i-fuse7-eap-camel-cdi-OPENSHIFT_IP_ADDR'
        Build scheduled, use 'oc logs -f bc/s2i-fuse7-eap-camel-cdi' to track its progress.
        Run 'oc status' to view your app.
  4. ブラウザーで https://OPENSHIFT_IP_ADDR の OpenShift Web コンソールに移動します (OPENSHIFT_IP_ADDR はクラスターの IP アドレスに置き換えます)。クレデンシャル (例: ユーザー名 developer、パスワード developer) を使用して、コンソールにログインします。
  5. 左側のパネルで Home をデプロイメントします。Status をクリックして Project Status ページを表示します。選択された namespace (例: openshift) の既存のアプリケーションがすべて表示されます。
  6. s2i-fuse7-eap-camel-cdi をクリックして、クイックスタートの Overview 情報ページを表示します。

    eap image s2i source 08

  7. Resources タブをクリックした後に Routes セクションに表示されたリンクをクリックし、アプリケーションにアクセスします。

    eap image s2i source 07

    リンクの形式は http://s2i-fuse7-eap-camel-cdi-OPENSHIFT_IP_ADDR になります。これにより、ブラウザーで以下のようなメッセージが表示されます。

    Hello world from 172.17.0.3
  8. URL の name パラメーターを使用して名前を指定することもできます。たとえば、ブラウザーに URL http://s2i-fuse7-eap-camel-cdi-openshift.apps.cluster-name.openshift.com/?name=jdoe を入力すると、以下のような応答が表示されます。

    Hello jdoe from 172.17.0.3
  9. View Logs をクリックし、アプリケーションのログを表示します。
  10. 稼働中の Pod を終了するには以下を行います。

    1. Overview タブをクリックし、アプリケーションの Overview 情報ページに戻ります。
    2. Desired Count の横にある eap image s2i source 06 アイコンをクリックします。Edit Count ウインドウが表示されます。
    3. 下矢印を使用して値をゼロにし、Pod を停止します。
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