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7.2. Fuse Online

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Fuse Online ディストリビューションの既知の問題は次のとおりです。

非接続環境では Fuse Online にアクセスできない

Fuse 7.9 では、Fuse Online を非接続の OpenShift Container Platform (OCP) クラスターにインストールした後に Fuse Online の UI にアクセスできません。UI にアクセスしようとすると、以下のエラーが表示されます。

504 Gateway Time-out
The server didn't respond in time.

この問題を回避するには、Fuse Online Operator をゼロにスケールダウンしてから、Syndesis OAuth Proxy デプロイメント設定に 3 つの環境変数を設定する必要があります。これを行うには、コマンドラインで以下のコマンドを入力します。

oc scale deployment fuse-online-operator --replicas 0
sleep 10
oc set env deploymentconfig/syndesis-oauthproxy HTTP_PROXY=$(oc get proxy cluster -o jsonpath='{.status.httpProxy}')
oc set env deploymentconfig/syndesis-oauthproxy HTTPS_PROXY=$(oc get proxy cluster -o jsonpath='{.status.httpsProxy}')
oc set env deploymentconfig/syndesis-oauthproxy NO_PROXY=$(oc get proxy cluster -o jsonpath='{.status.noProxy}')

Fuse Online Operator はゼロのスケーリングを維持する必要があることに注意してくださいOperator のスケールを 1 に戻すと、環境変数が上書きされ、デフォルト値 (誤った) にリセットされます。

[ Hawtio ] OSGi Features のドロップダウンメニューのレイアウトが崩れている
Fuse 7.8 より、Apache Karaf で Fuse Console を使用する場合、OSGi | Features タブにある Filter by repository ドロップダウンメニューのレイアウトが正しくありません。
ENTESB-16989 DataMapper backslash delimiter in split transformation works only when the message has double backslashes
Fuse 7.9 より、DataMapper の 1 対多 の分割変換を使用する場合、バックスラッシュ文字 \ を選択して分割ポイントを定義する区切り文字として、バックスラッシュ文字が別のバックスラッシュでエスケープされる場合にのみ、分割変換は成功します。つまり、分割は 2 つのバックスラッシュ \\ の発生ごとに行われます。JSON 標準では、バックスラッシュリテラルを別のバックスラッシュでエスケープする必要があるため、この動作は JSON 標準との一貫性を保持します。
スプリット変換の DataMapper マルチスペース区切り文字は、"double spaces" 区切り文字として動作する
Fuse 7.9 より、DataMapper の 1 対多 の分割変換を使用する場合、分割ポイントを定義するために複数のスペースで構成される複数スペース区切り文字を選択する場合、分割コンテンツには追加のスペースが含まれます。たとえば、n スペース で構成されるマルチスペース区切り文字を使用する場合、生成される分割フィールドは n-2 スペースでタグ付けされます。言い換えると、分割変換は 2 つの空白文字で分割されているかのように動作します。
ENTESB-15063 Unable to override default maven repositories

この問題は、Fuse 7.8 にて Fuse Online をオフライン (インターネットに接続していない) 環境で実行し、ローカルネットワークでカスタム Maven リポジトリーを使用するよう、以下のように Fuse Online カスタムリソース (CR) を設定した場合が対象になります。

...
      server:
        features:
          maven:
            append: false
            repositories:
              customRepo1: http://192.0.2.0:8080
...

次に、CR に append: false フラグが指定されているにもかかわらず、指定した customRepo1 以外に、他の Maven リポジトリーが確認される特定の状況があります。たとえば、ビルド中に Maven 依存関係をダウンロードするエクステンションを使用するよう Fuse Online が設定されている場合に、この問題が発生する可能性があります。通常、この問題によってビルドの時間が長くなります。これは、指定されたカスタム Maven リポジトリーのに不適切な Maven リポジトリーが確認されるため、ビルド処理中に無駄な時間が発生するためです。

ENTESB-15348 Syndesis-jaeger は、OCP3.11 で製品化されていないイメージを使用

Fuse 7.8 以降、Jaeger アドオンが有効な状態 (アクティブティーの追跡を向上) で Fuse Online を OCP 3.11 にインストールしようとすると、以下のエラーが発生する可能性があります。

Unknown desc = toomanyrequests: You have reached your pull rate limit. You may increase the limit by authenticating and upgrading: https://www.docker.com/increase-rate-limit

これは、製品化された Jaeger コンテナーが Red Hat が制御できない Dockerhub イメージを参照するため発生します。この問題を回避するには、レート制限ウィンドウがタイムアウトするまで待つか、Jaeger アドオンを無効にします。

ENTESB-14518 Syndesis 1.11 によってインストールされた Jaeger Operator は、他の namespace に影響を与える
Fuse 7.8 以降、OpenShift クラスターに Fuse 7.8 Online (Syndesis 1.11) をインストールすると、Jaeger Operator (Fuse Online とともにインストールされる) は、デフォルトで すべての namespace を管理するよう設定されます。そのため、クラスターに Fuse 7.7 Online (Syndesis 1.10) がすでにインストールされている場合に、Fuse 7.8 Online を別の namespace にインストールすると、Fuse 7.8 Online とともにインストールされた Jaeger Operator が Fuse 7.7 Online の namespace にインストールされた (以前の) Jaeger インスタンスを管理しようとします。その結果、既存の syndesis-jaeger Pod に加え、新しい syndesis-jaeger Pod が Fuse 7.7 Online namespace に表示され、新しい syndesis-jaeger Pod が CrashLoopBackOff 状態に入ります。元の Fuse 7.7 Online インスタンスは影響を受けず、クラッシュした syndesis-jaeger Pod は無視しても問題ありません。
ENTESB-13966 デプロイされた統合 API の検出が無効になっているようだが、実際にはそうではない
Fuse 7.7 以降、API が含まれる新しいインテグレーションの作成後に、インテグレーションの詳細ページでそのインテグレーションの 3scale 検出が無効になっていると誤って表示されます。また、インテグレーションの詳細ページには API URL が表示されません。このボタンを 3 回クリックすると (EnableDisableEnable の順にクリックします) ページが再同期され、3scale の検出が有効になり、API URL が表示されます。
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