2.7. glusterd サービスの管理
Red Hat Gluster Storage のインストール後に、
glusterd
サービスは、信頼できるストレージプールのすべてのサーバーで自動的に起動します。このサービスは、glusterd
サービスのコマンドを使用して手動で起動および停止できます。信頼できるストレージプールの作成に関する詳細は、『『Red Hat Gluster Storage 3.5 Administration Guide』』を参照してください。
Red Hat Gluster Storage を使用して、サーバーを再起動したり、クライアントにボリュームを再マウントせずに glusterFS ボリュームの設定を動的に変更します。glusterFS デーモン
glusterd
は柔軟性のあるボリューム管理を行います。
gluster CLI コマンドを使用して、物理ハードウェアから論理ボリュームを切り離します。これにより、ユーザーはアプリケーションのダウンタイムなしに、ストレージボリュームを拡張し、縮小し、移行することができます。ストレージがクラスターに追加されると、ボリュームはクラスター全体に分散されます。このディストリビューションでは、クラスターは基礎となるハードウェアに変更を加えても常に利用可能になります。
2.7.1. glusterd の手動による起動および停止
以下の手順に従って、
glusterd
サービスを手動で起動し、停止します。
- 以下のように glusterd を手動で起動します。
# /etc/init.d/glusterd start
または# service glusterd start
- 以下のように glusterd を手動で停止します。
# /etc/init.d/glusterd stop
または# service glusterd stop