3.5. Vulnerability サービス分析からのシステムの除外
Vulnerability サービスを使用すると、特定のシステムを脆弱性分析から除外することができます。除外することで、組織の目標と関連せのないシステムで問題を確認、再確認する時間と労力を軽減できます。
たとえば、QA、Dev、および Production というサーバーのカテゴリーがあり、QA サーバーの脆弱性を確認する必要がない場合は、Vulnerability サービスの分析対象からこれらのシステムを除外できます。
脆弱性分析からシステムを除外すると、Insights クライアントはシステム上のスケジュールに従ってそのまま実行されますが、システムの結果は Vulnerability サービスには表示されません。クライアントがそのまま稼働されるので、他の Red Hat Insights for Red Hat Enterprise Linux サービスで必要なデータをアップロードできます。また、フィルターを使用してこれらのシステムの結果を確認することもできます。
選択した RHEL システムを Vulnerability サービスの分析から除外するには、以下の手順を実行します。
手順
- Security > Vulnerability > Systems タブに移動し、必要に応じてログインします。
- 脆弱性分析から除外する各システムのボックスにチェックを入れます。
システムのリストの上部のツールバーにある more-actions アイコンをクリックし、脆弱性分析からシステムの除外 を選択します。
任意で、システムの行 の more-actions アイコンをクリックし、脆弱性分析からシステムの除外 を選択して、単一 のシステムを除外できます。