5.3. アップグレード前分析タスクのレポートの確認
システムでアップグレード前分析タスクを実行した後、各システムの具体的な詳細と、アップグレードを妨げる問題に関する推奨事項を確認できます。
前提条件
- 前提条件については、この章の「要件および前提条件」セクションに記載されています。
手順
- Red Hat Hybrid Cloud Console > Red Hat Insights > RHEL > Automation Toolkit > Tasks に移動し て、Activity タブをクリックします。
- タスク名をクリックし、タスクの結果を表示します。正しいレポートを選択できるように、実行日時をメモします。
システム名の横にあるキャレットをクリックし、そのシステムのアラートのリストを表示します。
白い感嘆符を含む赤い円と赤いアラートテキストが表示されているアラートの横にあるキャレットをクリックし、アップグレードを妨げているアラートに関する情報を表示します。
注記阻害アラートに加えて、修復しなくてもアップグレードを続行できる重大度の低いアラートや情報アラートも表示される場合があります。
レポートをよく確認します。一部の推奨事項は情報提供のみを目的としたものですが、エラーや警告が発生した場合は対処することが重要です。このような問題が発生した場合は、システム上で問題に対処し、アップグレード前のタスクを再実行して、修復作業の効果を評価します。
注記一部のエラーは正規の阻害要因として分類されています。このようなエラーを修復するまで、アップグレードを続行することはできません。