5.2. アップグレード前分析タスクの実行
RHEL 8 から RHEL 9 へのアップグレードに向けた RHEL システムの準備状況を分析するには、次の手順に従います。
前提条件
- 前提条件については、この章の「要件および前提条件」セクションに記載されています。
手順
- Red Hat Hybrid Cloud Console > Red Hat Insights > RHEL > Automation Toolkit > Tasks に移動し ます。
Pre-upgrade analysis for in-place upgrade from RHEL 8 を見つけます。
注記ページにタスクが表示されない場合は、適切な User Access がない可能性があります。詳細は、ロールベースのアクセス制御 (RBAC) のユーザーアクセス設定ガイド を参照してください。
- オプション: Download preview of playbook をクリックすると、アップグレード前分析ユーティリティーの詳細を表示できます。
- Run task をクリックします。
Pre-upgrade analysis for in-place upgrade from RHEL 8 ポップアップで、各システムの横にあるボックスをオンにして、アップグレード前分析を実行するシステムを選択します。
注記デフォルトでは、システムのリストがフィルタリングされ、タスクの実行に対応したシステムのみが表示されます。フィルターを変更または追加することで、インベントリーに含めるシステムのパラメーターを拡張できます。
- Execute task クリックし、選択したシステムでタスクを実行します。
検証
タスクが正常に実行されたことを確認するには、次の手順に従います。
- Red Hat Hybrid Cloud Console > Red Hat Insights > RHEL > Automation Toolkit > Tasks ページに 移動し、Activity タブをクリックします。ここでタスクのステータス (進行中か完了か) を確認できます。
実行日時に基づいてタスクを見つけます。タスクが完了したか失敗したかを確認できます。