12.5.3. Debezium イベントフラット化変換の設定
コネクターの設定に SMT 設定の詳細を追加して、Kafka Connect ソースコネクターまたはシンクコネクターに Debezium イベントフラット化 SMT を設定します。a .properties
ファイルでデフォルトの動作を取得するには、以下のように指定します。
transforms=unwrap,... transforms.unwrap.type=io.debezium.transforms.ExtractNewRecordState
Kafka Connect コネクター設定の場合は、Kafka Connect が SMT を適用する順序で transforms=
をコンマ区切りに、SMT エイリアスを設定できます。
以下の .properties
の例では、複数のイベントフラット化 SMT オプションを設定しています。
transforms=unwrap,... transforms.unwrap.type=io.debezium.transforms.ExtractNewRecordState transforms.unwrap.drop.tombstones=false transforms.unwrap.delete.handling.mode=rewrite transforms.unwrap.add.fields=table,lsn
drop.tombstones=false
-
DELETE
操作のトームストーンレコードをイベントストリームに保持します。 delete.handling.mode=rewrite
DELETE
操作の場合は、変更イベントに含まれていたvalue
フィールドをフラット化して Kafka レコードを編集します。value
フィールドには、before
フィールドに含まれていたキー/値のペアが直接含まれます。SMT は__deleted
を追加し、これをtrue
に設定します。以下に例を示します。"value": { "pk": 2, "cola": null, "__deleted": "true" }
add.fields=table,lsn
-
テーブル
およびlsn
フィールドの変更イベントメタデータを簡素化した Kafka レコードに追加します。