8.2.2. Debezium SQL Server コネクターによる変更データテーブルの読み取り方法


コネクターが最初に起動すると、キャプチャーされたテーブルの構造のスナップショットを作成し、その情報を内部データベース履歴トピックに永続化します。その後、コネクターは各ソーステーブルの変更テーブルを特定し、以下の手順を完了します。

  1. コネクターは、変更テーブルごとに、最後に保存された最大 LSN と現在の最大 LSN の間に作成された変更をすべて読み取ります。
  2. コネクターは、コミット LSN と変更 LSN の値を基にして、読み取る変更を昇順で並び替えします。この並べ替えの順序により、変更はデータベースで発生した順序で Debezium によって再生されるようになります。
  3. コネクターは、コミット LSN および変更 LSN をオフセットとして Kafka Connect に渡します。
  4. コネクターは最大 LSN を保存し、ステップ 1 からプロセスを再開します。

再開後、コネクターは読み取った最後のオフセット (コミットおよび変更 LSN) から処理を再開します。

コネクターは、含まれるソーステーブルに対して CDC が有効または無効化されているかどうかを検出し、その動作を調整することができます。

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