1.2.5. イベントのチャネルへの接続
kamelets の最も一般的なユースケースとして、kamelet バインディングを使用してイベントのチャネル(Kafka トピックまたは Knative 接続先 (チャネルまたはブローカー)) に接続することです。これを実行する利点は、データソースとシンクが独立しており、お互いに「認識しない」ということです。このように切り離することで、ビジネスシナリオのコンポーネントを個別に開発し、管理できます。ビジネスシナリオの一部として複数のデータシンクおよびソースがある場合、さまざまなコンポーネントを分離することがより重要です。たとえば、イベントシンクをシャットダウンする必要がある場合、イベントソースは影響を受けません。さらに、他のシンクが同じソースを使用する場合、それらは影響を受けません。図 1.3 は、ソースおよびシンク kamelets をイベントチャネルに接続するフローをに示しています。
![Connecting source and sink kamelets to a channel of events](https://access.redhat.com/webassets/avalon/d/Red_Hat_Integration-2021.Q3-Integrating_Applications_with_Kamelets-ja-JP/images/95837eb484a6fa05afef5f709a363c44/kamelet-binding-event-channel.png)
図 1.3: イベントチャネルへのソースおよびシンク kamelets の接続
Apache Kafka ストリームプロセスフレームワークを使用する場合、Kafka トピックへの接続方法の詳細は、「Kamelets を使用した Kafka への接続」を参照してください。
Knative サーバーレスフレームワークを使用する場合、Knative 接続先 (チャネルまたはブローカー) への接続方法の詳細は、「Kamelets を使用した Knative への接続」を参照してください。