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付録E mod_proxy_cluster のワーカーノード設定リファレンス

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E.1. ワーカーノード設定

設定値は、以下の条件下でプロキシーに送信されます。

  • サーバーの起動時。
  • プロキシーがアドバタイズメカニズムで検出される場合。
  • エラーが発生すると、プロキシーの設定がリセットされます。
表E.1 Tomcat のプロキシー設定値
デフォルト説明

stickySession

true

あるセッションの後続リクエストを可能な限り同じノードへルーティングするべきかどうかを指定します。

stickySessionRemove

false

バランサーがリクエストをスタックしたノードへルーティングできない場合、Apache HTTP Server プロキシーがセッションのスティッキネスを削除するかどうかを指定します。stickySessionfalse の場合は、このプロパティーは無視されます。

stickySessionForce

true

バランサーがリクエストをスタックしたノードへルーティングできない場合、Apache HTTP Server プロキシーがエラーを返すかどうかを指定します。stickySessionfalse の場合は、このプロパティーは無視されます。

workerTimeout

-1

リクエストを処理するためにワーカーが利用可能になるまで待機する秒数を指定します。バランサーのすべてのワーカーが使用できなくなると、しばらく (workerTimeout/100) した後に mod_proxy_cluster を再試行して使用可能なワーカーを見つけます。-1 の値は、Apache HTTP Server がワーカーが利用可能になるまで待機せず、利用可能なワーカーがない場合にエラーを返すことを示します。

maxAttempts

1

Apache HTTP Server プロキシーがワーカーに指定のリクエストの送信を試みる回数を指定します。この回数試行した後に送信を断念します。最小値は 1 で、1 回送信を試みた後、断念します。

flushPackets

false

パケットのフラッシュが有効または無効化されるかどうかを指定します。

flushWait

-1

パケットをフラッシュするまでの待機時間を指定します。-1 を値として指定すると、永久に待機します。

ping

10

ping に対する pong 応答を待つ時間 (秒単位)。

smax

 

soft maximum アイドル接続数 を指定します。最大値は Apache HTTP Server スレッド設定 (ThreadsPerChild または 1) によって決まります。

ttl

60

smax しきい値を超えるアイドル接続の期間 (秒単位) を指定します。

nodeTimeout

-1

mod_proxy_cluster がエラーを返す前にバックエンドサーバーの応答を待機する時間 (秒単位) を指定します。mod_proxy_cluster は、リクエストを転送する前に常に cping/cpong を使用します。mod_proxy_cluster によって使用される connectiontimeout 値は、ping 値です。

balancer

mycluster

ロードバランサーの名前を指定します。

loadBalancingGroup

 

同じ負荷分散グループ内の jvmRoutes 間の負荷分散を指定します。loadBalancingGroup はドメインディレクティブと論理的に同等です。

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