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7.6. 名前付き Bean

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Bean には、@Named アノテーションを使用して名前を付けることができます。Bean を命名することにより、Bean を Java Server Faces (JSF) と Expression Language (EL) で直接使用できるようになります。

@Named アノテーションは、bean 名である任意のパラメーターを取ります。このパラメーターが省略された場合、デフォルトの bean 名は、最初の文字が小文字に変換された bean のクラス名になります。

7.6.1. 名前付き Bean の使用

@Named Annotation を使用した Bean 名の設定
  1. @Named アノテーションを使用して名前を Bean に割り当てます。

    @Named("greeter")
    public class GreeterBean {
      private Welcome welcome;
    
      @Inject
      void init (Welcome welcome) {
        this.welcome = welcome;
      }
    
      public void welcomeVisitors() {
        System.out.println(welcome.buildPhrase("San Francisco"));
      }
    }

    上記の例では、名前が指定されていない場合、デフォルトの名前は greeterBean になります。

  2. JSF ビューで名前付き Bean を使用します。

    <h:form>
      <h:commandButton value="Welcome visitors" action="#{greeter.welcomeVisitors}"/>
    </h:form>
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