検索

A.2. 永続ユニットプロパティー

download PDF

永続ユニット定義は、persistence.xml ファイルから設定できる以下のプロパティーをサポートします。

プロパティー説明

jboss.as.jpa.providerModule

永続プロバイダーモジュールの名前。デフォルトは org.hibernate。永続プロバイダーがアプリケーションとパッケージ化されている場合はアプリケーション名になります。

jboss.as.jpa.adapterModule

JBoss EAP が永続プロバイダーと動作するようにする統合クラスの名前。

jboss.as.jpa.adapterClass

統合アダプターのクラス名。

jboss.as.jpa.managed

コンテナー管理の JPA による永続ユニットへのアクセスを無効にするには false を設定します。デフォルトは true です。

jboss.as.jpa.classtransformer

永続ユニットのクラストランスフォーマーを無効にするには false を設定します。デフォルトは true で、クラスのトランスフォームを許可します。

クラスのトランスフォームを有効にするには、Hibernate の永続ユニットプロパティー hibernate.ejb.use_class_enhancertrue にする必要もあります。

jboss.as.jpa.scopedname

使用されるアプリケーションスコープの修飾永続ユニット名を指定します。デフォルトでは、アプリケーション名と永続ユニット名の組み合わせに設定されます。hibernate.cache.region_prefix のデフォルトは、jboss.as.jpa.scopedname の設定先になります。jboss.as.jpa.scopedname の値は、同じアプリケーションサーバーインスタンスにデプロイされた別のアプリケーションによって使用されていない値に設定するようにしてください。

jboss.as.jpa.deferdetach

非 JTA トランザクションスレッドで使用されるトランザクションスコープの永続コンテキストが各 EntityManager 呼び出しの後にロードされたエントリーをデタッチするかどうか、または永続コンテキストが閉じられるまで待機するかどうかを制御します。デフォルト値は false です。true に設定すると、永続コンテキストが閉じられるまでデタッチが延期されます。

wildfly.jpa.default-unit

アプリケーションのデフォルトの永続ユニットを選択する場合は true に設定します。これは、persistence.xml ファイルに複数の永続ユニットが指定され、unitName を指定せずに永続コンテキストをインジェクトする場合に便利です。

wildfly.jpa.twophasebootstrap

永続プロバイダーは、JPA の CDI との統合を改良する、2 フェーズ永続ユニットブートストラップを許可します。wildfly.jpa.twophasebootstrap の値を false に設定すると、その値が含まれる永続ユニットの 2 フェーズブートストラップが無効になります。

wildfly.jpa.allowdefaultdatasourceuse

永続ユニットがデフォルトのデータソースを使用しないようにするには、 false を設定します。デフォルト値は true です。これは、データソースを指定しない永続ユニットにのみ重要です。

wildfly.jpa.hibernate.search.module

クラスパスに含まれる Hibernate Search のバージョンを制御します。デフォルトは auto です。 その他に有効な値は none と、代替バージョンを使用するためのフルモジュールの識別子です。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.