第1章 Dashboard のカスタマイズ


OpenShift AI ダッシュボードの機能は、ほとんどのシナリオで機能するように設計されています。これらの機能は、OdhDashboardConfig カスタムリソース (CR) ファイルで設定されます。

OpenShift AI ダッシュボード設定ファイルのオプションの説明を確認するには、ダッシュボード設定オプション を参照してください。

たとえば、管理者は、ダッシュボードのインターフェイスをカスタマイズして、ダッシュボードのナビゲーションメニューオプションの一部を表示または非表示にすることができます。ダッシュボードのデフォルト設定を変更するには、ダッシュボード設定ファイルの編集 の説明に従って OdhDashboardConfig カスタムリソース (CR) ファイルを編集します。

1.1. ダッシュボード設定ファイルの編集

管理者は、ダッシュボード設定ファイルを編集して、ダッシュボードのインターフェイスをカスタマイズできます。

前提条件

  • OpenShift クラスターのクラスター管理者権限を持っている。

手順

  1. OpenShift コンソールにクラスター管理者としてログインします。
  2. Administrator パースペクティブで、Home API Explorer をクリックします。
  3. 検索バーに OdhDashboardConfig と入力して、種類別にフィルタリングします。
  4. OdhDashboardConfig カスタムリソース (CR) をクリックして、リソースの詳細ページを開きます。
  5. Project リストから redhat-ods-applications プロジェクトを選択します。
  6. Instances タブをクリックします。
  7. odh-dashboard-config インスタンスをクリックして詳細ページを開きます。
  8. YAML タブをクリックします。デフォルト値を示す OdhDashboardConfig ファイルの例を次に示します。

    apiVersion: opendatahub.io/v1alpha
    kind: OdhDashboardConfig
    metadata:
      name: odh-dashboard-config
    spec:
      dashboardConfig:
        enablement: true
        disableBYONImageStream: false
        disableClusterManager: false
        disableISVBadges: false
        disableInfo: false
        disableSupport: false
        disableTracking: true
        disableProjects: true
        disablePipelines: true
        disableModelServing: true
        disableProjectSharing: true
        disableCustomServingRuntimes: false
        disableAcceleratorProfiles: true
        modelMetricsNamespace: ''
        disablePerformanceMetrics: false
      notebookController:
        enabled: true
      notebookSizes:
        - name: Small
          resources:
            limits:
              cpu: '2'
              memory: 2Gi
            requests:
              cpu: '1'
              memory: 1Gi
        - name: Medium
          resources:
            limits:
              cpu: '4'
              memory: 4Gi
            requests:
              cpu: '2'
              memory: 2Gi
        - name: Large
          resources:
            limits:
              cpu: '8'
              memory: 8Gi
            requests:
              cpu: '4'
              memory: 4Gi
      modelServerSizes:
        - name: Small
          resources:
            limits:
              cpu: '2'
              memory: 8Gi
            requests:
              cpu: '1'
              memory: 4Gi
        - name: Medium
          resources:
            limits:
              cpu: '8'
              memory: 10Gi
            requests:
              cpu: '4'
              memory: 8Gi
        - name: Large
          resources:
            limits:
              cpu: '10'
              memory: 20Gi
            requests:
              cpu: '6'
              memory: 16Gi
      groupsConfig:
        adminGroups: 'odh-admins'
        allowedGroups: 'system:authenticated'
      templateOrder:
        - 'ovms'
      templateDisablement:
        - 'ovms'
  9. 変更するオプションの値を編集します。
  10. Save をクリックして変更を適用し、Reload をクリックして変更がクラスターに同期されていることを確認します。

検証

OpenShift AI にログインし、ダッシュボード設定が適用されていることを確認します。

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