1.2. ダッシュボードの設定オプション


OpenShift AI ダッシュボードには、デフォルトで有効になる一連のコア機能が含まれており、ほとんどのシナリオで機能するように設計されています。管理者は、OpenShift の OdhDashboardConfig カスタムリソース (CR) から OpenShift AI ダッシュボードを設定できます。

表1.1 ダッシュボード機能の設定オプション

機能

デフォルト

説明

dashboardConfig: enablement

true

管理者ユーザーが OpenShift AI ダッシュボードの Application Enabledページにアプリケーションを追加できるようにします。この機能を無効にするには、値を false に設定します。

dashboardConfig: disableInfo

false

Applications Explore ページで、ユーザーがアプリケーションタイルをクリックすると、情報パネルが開き、アプリケーションの詳細が表示されます。Applications Explore ページですべてのアプリケーションの情報パネルを無効にするには、値を true に設定します。

dashboardConfig: disableSupport

false

ユーザーがダッシュボードツールバーの Help アイコンをクリックすると、Support メニューオプションが表示されます。このメニューオプションを非表示にするには、値を true に設定します。

dashboardConfig: disableClusterManager

false

ダッシュボードのナビゲーションメニューに Settings Cluster settings オプションが表示されます。このメニューオプションを非表示にするには、値を true に設定します。

dashboardConfig: disableTracking

true

Red Hat がクラスター内の OpenShift AI の使用状況に関するデータを収集できるようにします。データ収集を有効にするには、値を false に設定します。このオプションは、OpenShift AI ダッシュボードインターフェイスの Settings Cluster settings ナビゲーションメニューから設定することもできます。

dashboardConfig: disableBYONImageStream

false

ダッシュボードのナビゲーションメニューに Settings Notebook images オプションが表示されます。このメニューオプションを非表示にするには、値を false に設定します。

dashboardConfig: disableISVBadges

false

アプリケーションが “Red Hat managed”、“Partner managed”、または “Self-managed” のいずれであるかを示すラベルをタイルに表示します。これらのラベルを非表示にするには、値を true に設定します。

dashboardConfig: disableUserManagement

false

ダッシュボードのナビゲーションメニューに Settings User management オプションが表示されます。このメニューオプションを非表示にするには、値を true に設定します。

dashboardConfig: disableProjects

false

ダッシュボードのナビゲーションメニューに Data Science Projects オプションが表示されます。このメニューオプションを非表示にするには、値を true に設定します。

dashboardConfig: disablePipelines

false

ダッシュボードのナビゲーションメニューに Data Science Pipelines オプションを表示します。このメニューオプションを非表示にするには、値を true に設定します。

dashboardConfig: disableModelServing

false

ダッシュボードのナビゲーションメニューとデータサイエンスプロジェクトのコンポーネントのリストに Model Serving オプションが表示されます。ダッシュボードのナビゲーションメニューおよびデータサイエンスプロジェクトのコンポーネントのリストから Model Serving を非表示にするには、値を true に設定します。

dashboardConfig: disableProjectSharing

false

ユーザーがデータサイエンスプロジェクトへのアクセスを他のユーザーと共有できるようにします。ユーザーがデータサイエンスプロジェクトを共有できないようにするには、値を true に設定します。

dashboardConfig: disableCustomServingRuntimes

false

ダッシュボードのナビゲーションメニューに Serving runtimes オプションを表示します。このメニューオプションを非表示にするには、値を true に設定します。

dashboardConfig: disableKServe

false

KServe をサービス提供プラットフォームとして選択できるようにします。この機能を無効にするには、値を true に設定します。

dashboardConfig: disableModelMesh

false

ModelMesh をサービス提供プラットフォームとして選択できるようにします。この機能を無効にするには、値を true に設定します。

dashboardConfig: disableAcceleratorProfiles

false

ダッシュボードのナビゲーションメニューに Accelerator profiles オプションが表示されます。このメニューオプションを非表示にするには、値を true に設定します。

dashboardConfig: modelMetricsNamespace

false

Model Serving メトリクスの Prometheus Operator がインストールされている namespace を有効にします。

dashboardConfig: disablePerformanceMetrics

false

Model Serving ページに Endpoint Performance タブが表示されます。このタブを非表示にするには、値を true に設定します。

notebookController: enabled

true

ダッシュボードで有効にするかどうか、どの部分を表示するかなど、Notebook Controller のオプションを制御します。

notebookSizes

 

ノートブックの名前とリソースをカスタマイズできます。Kubernetes スタイルのサイズは、Notebook Controller でノートブックを生成するときに表示されるドロップダウンメニューに表示されます。注記: これらのサイズは規則に従う必要があります。たとえば、リクエストは制限より小さくなければなりません。

ModelServerSizes

 

モデルサーバーの名前とリソースをカスタマイズできます。

groupsConfig

 

許可されたユーザーのスポナーや管理ユーザーのクラスター設定 UI などのダッシュボード機能へのアクセスを制御します。

templateOrder

 

カスタムのサービス提供ランタイムテンプレートの順序を指定します。ユーザーが新しいテンプレートを作成すると、そのテンプレートがこのリストに追加されます。

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