6.2. ストレージクラスの設定
OpenShift AI 管理者は、OpenShift AI 内で使用する次の OpenShift クラスターストレージクラス設定を管理できます。
- 表示名
- 説明
- アクセスモード
- ユーザーがクラスターストレージを作成または編集するときにストレージクラスを使用できるかどうか
このような設定は OpenShift 内のストレージクラスには影響しません。
前提条件
- OpenShift AI 管理者権限を持つユーザーとして OpenShift AI にログインしている。
手順
OpenShift AI ダッシュボードから、Settings
Storage classes をクリックします。 Storage classes ページが表示され、OpenShift で定義されているクラスターのストレージクラスが表示されます。
- ユーザーのストレージクラスを有効または無効にするには、ストレージクラスを含む行で、Enable 列のトグルをクリックします。
ストレージクラスを編集するには、ストレージクラスを含む行でアクションメニュー (⋮) をクリックし、Edit を選択します。
Edit storage class details ダイアログが開きます。
- オプション: Display Name フィールドで、ストレージクラスの名前を更新します。この名前は OpenShift AI でのみ使用され、OpenShift 内のストレージクラスには影響しません。
- オプション: Description フィールドで、ストレージクラスの説明を更新します。この説明は OpenShift AI でのみ使用され、OpenShift 内のストレージクラスには影響しません。
ストレージクラスが複数のアクセスモードをサポートしている場合は、Access mode を選択してボリュームへのアクセス方法を定義します。詳細は、永続ストレージについてを 参照してください。
クラスターと OpenShift AI 管理者によってそのストレージクラスに対して有効にされたアクセスモードのみが表示されます。
- Save をクリックします。
検証
- ストレージクラスを有効にすると、ユーザーがデータサイエンスプロジェクトまたはワークベンチにクラスターストレージを追加するときに、ストレージクラスを選択できるようになります。
- ストレージクラスを無効にすると、ユーザーがデータサイエンスプロジェクトまたはワークベンチにクラスターストレージを追加するときに、そのストレージクラスを選択できなくなります。
- ストレージクラス名を編集した場合、ユーザーがデータサイエンスプロジェクトまたはワークベンチにクラスターストレージを追加するときに、更新されたストレージクラス名が表示されます。