第2章 ダッシュボードのカスタマイズ


OpenShift AI ダッシュボードの機能は、ほとんどのシナリオで機能するように設計されています。これらの機能は、OdhDashboardConfig カスタムリソース (CR) で設定されます。

OpenShift AI ダッシュボード設定のオプションの説明については、ダッシュボード設定オプションを 参照してください。

OpenShift AI 管理者は、ダッシュボードのインターフェイスをカスタマイズできます。たとえば、ダッシュボードのナビゲーションメニュー項目の一部を表示または非表示にできます。ダッシュボードのデフォルト設定を変更するには、ダッシュボード設定の編集 の説明に従って OdhDashboardConfig CR を編集します。

2.1. ダッシュボード設定の編集

OpenShift AI 管理者は、ダッシュボードの設定を編集してダッシュボードのインターフェイスをカスタマイズできます。

前提条件

  • OpenShift AI 管理者特権を持っている。

手順

  1. OpenShift AI 管理者特権を持つユーザーとして OpenShift コンソールにログインします。
  2. Administrator パースペクティブで、Home API Explorer をクリックします。
  3. 検索バーに OdhDashboardConfig と入力して、種類別にフィルタリングします。
  4. OdhDashboardConfig カスタムリソース (CR) をクリックして、リソースの詳細ページを開きます。
  5. Project リストから、OpenShift AI アプリケーションの namespace を選択します。デフォルトは redhat-ods-applications です。
  6. Instances タブをクリックします。
  7. odh-dashboard-config インスタンスをクリックして詳細ページを開きます。
  8. YAML タブをクリックします。
  9. 変更するオプションの値を編集します。

    たとえば、ダッシュボードのナビゲーションメニューでメニュー項目を表示または非表示にするには、spec.dashboardConfig セクションを更新して、関連するダッシュボード設定オプションを編集します。

    注記

    ダッシュボード設定オプションが OdhDashboardConfig CR に含まれていない場合は、デフォルト値が使用されます。

    このようなオプションのデフォルトの動作を変更するには、OdhDashboardConfig CR を編集して、足りないエントリーを spec.dashboardConfig セクションに追加し、推奨値を設定します。

    • 機能を表示するには、値を false に設定します。
    • 機能を非表示にするには、値を true に設定します。

    デフォルトでは、Distributed workloads メニュー項目がダッシュボードナビゲーションメニューに表示されます。このメニュー項目を非表示にするには、次のように、disableDistributedWorkloads 値を true に設定します。

    disableDistributedWorkloads: true
    Copy to Clipboard Toggle word wrap

    ダッシュボード設定オプションとそのデフォルト値の詳細は、ダッシュボード設定オプションを 参照してください。

  10. Save をクリックして変更を適用し、Reload をクリックして変更をクラスターに同期します。

検証

  • OpenShift AI にログインし、ダッシュボード設定が適用されていることを確認します。
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