7.5. アイドル状態のワークベンチの停止


一定期間アイドル状態 (ユーザーがログインしていない) のワークベンチを停止することにより、OpenShift AI のデプロイメントでのリソース使用量を減らすことができます。これは、クラスター内のリソース需要が高い場合に役立ちます。デフォルトでは、アイドル状態のワークベンチは特定の時間制限後に停止されません。

注記

指定された制限時間後にすべてのユーザーをクラスターから切断するようにクラスター設定を構成した場合、この設定はアイドル状態のワークベンチの制限時間よりも優先されます。セッション期間がクラスター全体の制限時間に達すると、ユーザーはクラスターからログアウトします。

前提条件

  • OpenShift AI 管理者権限を持つユーザーとして OpenShift AI にログインしている。

手順

  1. OpenShift AI ダッシュボードから、Settings Cluster settings をクリックします。
  2. Idle workbench timeout で、Stop idle workbenches after defined period を選択します。
  3. アイドル状態のワークベンチが停止する制限時間を hoursminutes で入力します。
  4. Save changes をクリックします。

検証

  • OpenShift で、Workloads ConfigMaps に移動し、redhat-ods-applications プロジェクトの notebook-controller-culler-config ConfigMap を開いて、次のカリング設定が含まれていることを確認します。

    • ENABLE_CULLING: カリング機能が有効または無効であるかを指定します (デフォルトは false)。
    • IDLENESS_CHECK_PERIOD : ノートブックの最後の既知のアクティビティーをチェックするポーリング頻度 (分単位)。
    • CULL_IDLE_TIME: アクティブではないノートブックをゼロにスケーリングするために割り当てられた最大時間 (分単位)。
  • アイドル状態のワークベンチは、設定した制限時間で停止します。
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