第6章 バグ修正
このセクションでは、Red Hat OpenShift Data Foundation 4.15 で導入された重要なバグ修正について説明します。
6.1. 障害復旧
予想以上にフェンシングに時間がかかる
以前は、フェンシングの操作に予想よりも時間がかかりました。これは、管理対象クラスター上でフェンシング操作が完了したことを確認するために追加のチェックが追加されたため、Ramen ハブコントローラーが数回調整され、遅延が発生して再キューされることが原因でした。
今回の修正により、ハブコントローラーはフェンシング状態で更新用に登録されます。その結果、フェンシングステータス変更の更新が即座に受信され、フェンシング操作を完了するまでの時間が短縮されます。