4.7. ハブクラスターでの障害復旧ポリシーの作成


OpenShift Disaster Recovery Policy (DRPolicy) リソースは、障害復旧ソリューションに参加する OpenShift Container Platform クラスターと、必要なレプリケーション間隔を指定します。DRPolicy は、ユーザーが障害復旧ソリューションを必要とするアプリケーションに適用できるクラスタースコープのリソースです。

ODF MultiCluster Orchestrator Operator は、Multicluster Web コンソール を介して、各 DRPolicy および対応する DRClusters の作成を容易にします。

前提条件

  • 2 つのマネージドクラスターの最小セットがあることを確認します。

手順

  1. OpenShift コンソール で、All Clusters Data Services Data policies に移動します。
  2. DR ポリシーの作成 をクリックします。
  3. ポリシー名 を入力します。各 DRPolicy に一意の名前があることを確認します (例: ocp4bos1-ocp4bos2-5m)。
  4. マネージドクラスターのリストから、この新しいポリシーを関連付けるクラスターを 2 つ選択します。

    注記

    クラスターを選択した後に "OSDs not migrated" というエラーメッセージが表示された場合は、次のステップに進む前に Migration of existing OSD to the optimized OSD in OpenShift Data Foundation for Regional-DR cluster のナレッジベース記事の手順に従ってください。

  5. レプリケーションポリシー は、選択した OpenShift クラスターに基づいて自動的に 非同期 (async) に設定され、同期スケジュール オプションが使用可能になります。
  6. 同期スケジュール を設定します。

    重要

    必要なレプリケーション間隔ごとに、新しい DRPolicy を一意の名前 (例: ocp4bos1-ocp4bos2-10m) で作成する必要があります。同じクラスターを選択できますが、同期スケジュール は、分/時間/日単位の異なるレプリケーション間隔で設定できます。最小値は 1 分です。

  7. Create をクリックします。
  8. DRPolicy が正常に作成されたことを確認します。作成された各 DRPolicy リソースごとに ハブクラスター でこのコマンドを実行します。<drpolicy_name> は、一意の名前に置き換えてください。

    $ oc get drpolicy <drpolicy_name> -o jsonpath='{.status.conditions[].reason}{"\n"}'

    出力例:

    Succeeded

    DRPolicy が作成されると、それに伴って 2 つの DRCluster リソースも作成されます。3 つのリソースすべてが検証され、ステータスが Succeeded と表示されるまで、最大 10 分かかる場合があります。

    注記

    DRPolicy では、SchedulingIntervalReplicationClassSelectorVolumeSnapshotClassSelector、および DRClusters フィールドの値の編集はサポートされていません。

  9. ハブクラスター から プライマリーマネージドクラスターセカンダリーマネージドクラスター の両方へのオブジェクトバケットアクセスを確認します。

    1. ハブクラスター上の DRClusters の名前を取得します。

      $ oc get drclusters

      出力例:

      NAME        AGE
      ocp4bos1   4m42s
      ocp4bos2   4m42s
    2. 各マネージドクラスター上に作成された各バケットへの S3 アクセスを確認します。DRCluster 検証コマンドを使用します。<drcluster_name> は一意の名前に置き換えてください。

      注記

      DRCluster では、Region および S3ProfileName フィールド値の編集はサポートされていません。

      $ oc get drcluster <drcluster_name> -o jsonpath='{.status.conditions[2].reason}{"\n"}'

      出力例:

      Succeeded
      注記

      Hub cluster の両方の DRClusters に対してコマンドを実行してください。

  10. プライマリーマネージドクラスターセカンダリーマネージドクラスターOpenShift DR Cluster Operator のインストールが成功したことを確認します。

    $ oc get csv,pod -n openshift-dr-system

    出力例:

    NAME                                                                            DISPLAY                         VERSION        REPLACES   PHASE
    clusterserviceversion.operators.coreos.com/odr-cluster-operator.v4.15.0         Openshift DR Cluster Operator   4.15.0                    Succeeded
    clusterserviceversion.operators.coreos.com/volsync-product.v0.8.0               VolSync                         0.8.0                     Succeeded
    
    NAME                                             READY   STATUS    RESTARTS   AGE
    pod/ramen-dr-cluster-operator-6467cf5d4c-cc8kz   2/2     Running   0          3d12h

    各マネージドクラスターの OperatorHubOpenShift DR Cluster Operator が正常にインストールされていることを確認することもできます。

    注記

    最初の実行時に、VolSync Operator が自動的にインストールされます。VolSync は、CephFs ベースの PVC を保護するために、2 つのクラスター間でボリュームのレプリケーションを設定するために使用されます。レプリケーション機能はデフォルトで有効になっています。

  11. プライマリーマネージドクラスター および セカンダリーマネージドクラスター 上の OpenShift Data Foundation ミラーリング daemon のヘルスステータスを確認します。

    $ oc get cephblockpool ocs-storagecluster-cephblockpool -n openshift-storage -o jsonpath='{.status.mirroringStatus.summary}{"\n"}'

    出力例:

    {"daemon_health":"OK","health":"OK","image_health":"OK","states":{}}
    Important

    daemon_healthhealthWarning から OK になるまで、最大 10 分かかる場合があります。最終的にステータスが OK にならない場合は、RHACM コンソールを使用して、マネージドクラスター間の Submariner 接続がまだ正常な状態であることを確認します。すべての値が OK になるまで先に進まないでください。

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