1.4. OpenShift Lightspeed バージョン 1.0.3
Red Hat OpenShift Lightspeed 1.0.3 は、OpenShift Container Platform 4.15 以降で利用できるようになりました。
1.4.1. 機能拡張 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat OpenShift Lightspeed 1.0.3 では、次の機能拡張が行われました。
- このリリースにより、Red Hat OpenShift Lightspeed 1.0.3 が一般提供されました。また、このリリースは OpenShift Container Platform 4.15 以降でサポートされます。
この更新により、
OLSConfig.spec.ols.rag仕様ファイルで BYO Knowledge の情報源を指定する際に、イメージの URL パスを指定するだけでよくなりました。カスタムリソース (CR) では、次のデフォルト設定が使用されます。
設定例
spec: ols: rag: - image: quay.io/<username>/my-byok-image:latestspec: ols: rag: - image: quay.io/<username>/my-byok-image:latest1 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- ここで、
imageは OpenShift Lightspeed Operator がカスタムコンテンツにアクセスできるように、イメージレジストリーにプッシュされたイメージのタグを指定します。OpenShift Lightspeed Operator は、作成した複数の RAG データベースを操作できます。
以前は、
indexPathおよびindexIDパラメーターが必須でした。現在はオプションとなっています。パラメーターのデフォルト値は、それぞれ/rag/vector_dbとvector_db_indexです。
1.4.2. 修正された問題 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat OpenShift Lightspeed 1.0.3 では、以下の問題が修正されました。
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この更新前は、OpenShift Lightspeed Service はフローティングタグ付きの BYO Knowledge イメージをリロードできませんでした。
ImagePullPolicyパラメーターがPullIfNotPresentにハードコードされていたため、再起動後もこの状態が発生しました。その結果、BYO Knowledge イメージはコンテナーレジストリーからリロードできず、ユーザーは古いイメージを体験することになりました。この更新により、OpenShift Lightspeed Service が再起動すると、コンテナーレジストリーから BYO Knowledge イメージがプルされ、BYO Knowledge イメージへの一貫したアクセスが確保されます。OLS-1956