1.7. OpenShift Lightspeed バージョン 1.0


Red Hat OpenShift Lightspeed 1.0 は、OpenShift Container Platform 4.15 以降で利用できるようになりました。

1.7.1. 機能拡張

Red Hat OpenShift Lightspeed 1.0 では、次の機能拡張が行われました。

  • このリリースでは、Red Hat OpenShift Lightspeed 1.0 の一般提供を開始し、新機能の追加および Common Vulnerabilities and Exposures (CVE) への対応を行いました。また、このリリースは OpenShift Container Platform 4.15 以降でサポートされます。
  • このリリースには、次のテクノロジープレビュー機能が含まれています。

    • クラスターの相互作用
    • PostgreSQL の永続性
    • トークンクォータ
    重要

    テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat では、実稼働環境での使用を推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。

    Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

1.7.2. 既知の問題

Red Hat OpenShift Lightspeed 1.0 で以下の問題が認識されています。

  • OpenShift Container Platform 4.17 以降では、OpenShift Container Platform Web コンソールの以下のいずれかの場所から Create Namespace または Create Project をクリックすると、OpenShift Lightspeed アイコンが表示されなくなります。

    • Administration Namespaces
    • Home Projects Create Project
    • ほとんどのページの上部にある Project ドロップダウンメニュー

    回避策: Web ブラウザーを更新すると、OpenShift Lightspeed アイコンが表示されます。OLS-1815

  • OLSConfig カスタムリソースファイルの spec.ols.quotaHandlersConfig.limitersConfig 仕様の quota パラメーターの値を変更しても、現在定義されているクォータ期間が経過するまで有効になりません。

    回避策: OpenShift Lightspeed Operator を削除します。また、OpenShift Lightspeed Operator が管理するオペランド Pod と、postgres Pod に関連付けられている永続ボリューム要求 lightspeed-postgres-pvc も削除されていることを確認します。その後、OpenShift Lightspeed Operator を再度インストールします。OLS-1826

  • postgres Pod を再起動した後、OpenShift Lightspeed サービス Pod が postgres Pod への接続に失敗します。

    回避策: サービス Pod が postgres Pod に接続するように、OpenShift Lightspeed サービス Pod を再起動します。OLS-1835

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