第1章 OpenShift Lightspeed リリースノート


リリースノートでは、Red Hat OpenShift Lightspeed の各リリースの新機能と変更点を説明します。

重要

Red Hat OpenShift Lightspeed は、Federal Information Processing Standards (FIPS) 向けに設計されています。OpenShift Container Platform 上で FIPS モードで実行する場合、x86_64ppc64le、および s390X アーキテクチャーでのみ、NIST に送信された (または送信予定の) Red Hat Enterprise Linux 暗号化ライブラリーを使用して FIPS 検証が行われます。NIST の検証プログラムの詳細は、Cryptographic Module Validation Program を参照してください。検証のために提出された Red Hat Enterprise Linux 暗号化ライブラリーの個々のバージョンの最新の NIST ステータスについては、製品コンプライアンス を参照してください。

1.1. OpenShift Lightspeed バージョン 1.0.6

Red Hat OpenShift Lightspeed 1.0.6 は、OpenShift Container Platform 4.16 以降で利用できるようになりました。

1.1.1. 機能拡張

Red Hat OpenShift Lightspeed 1.0.6 では、次の機能拡張が提供されます。

  • このリリースにより、Red Hat OpenShift Lightspeed 1.0.6 が一般提供されました。また、このリリースは OpenShift Container Platform 4.16 以降でサポートされます。
  • Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes Web コンソールの Cluster Overview ページを表示するときに、Attach メニューを使用して ManagedCluster および ManagedClusterInfo YAML を添付できます。
  • このリリースでは、アップロードされたすべての添付ファイルの合計サイズのチェックが導入されました。これは、個々の添付ファイルのサイズに対する既存のチェックに加えて行われます。合計サイズのチェックは、大規模言語モデル (LLM) のコンテキストウィンドウのサイズ超過を防ぎ、モデルが 1 回の要求で処理できる以上のテキストを受け取らないようにするのに役立ちます。

1.1.2. 修正された問題

Red Hat OpenShift Lightspeed 1.0.6 では、次の問題が修正されています。

  • この更新前は、OpenShift Lightspeed Service が追加の TLS 証明書を使用して Microsoft Azure OpenAI に接続している場合、サービスは大規模言語モデル (LLM) に正常に接続できませんでした。現在は、Service が TLS 証明書をトラストバンドルに追加します。その結果、Service が LLM に接続するようになりました。OLS-2112
  • この更新前は、トランスクリプトとフィードバックの収集を無効にすると、OpenShift Lightspeed Service が Model Context Protocol (MCP) サーバーのデプロイに失敗していました。現在は、トランスクリプトとフィードバックの収集を無効にしても、Service が MCP サーバーをデプロイします。OLS-2113
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