3.7. OpenShift Pipelines namespace で提供されるタスク
OpenShift Pipelines のインストールには、パイプラインで使用できる一連の標準タスクが含まれています。これらのタスクは、OpenShift Pipelines インストール namespace (通常は openshift-pipelines
namespace) にあります。クラスターリゾルバーを使用してタスクにアクセスできます。
バージョン 1.16 まで、OpenShift Pipelines には ClusterTask
機能が含まれていました。バージョン 1.17 以降にはこの機能が含まれなくなりました。パイプラインが ClusterTask
参照を使用する場合、クラスターリゾルバーを使用して、OpenShift Pipelines インストール namespace で利用可能なタスクでそれらを再作成できます。ただし、既存の ClusterTask
定義と比較して、これらのタスクに特定の変更が加えられています。
OpenShift Pipelines インストール namespace で利用可能なタスクのいずれかでカスタム実行イメージを指定することはできません。これらのタスクは、BUILDER_IMAGE
、gitInitImage
、KN_IMAGE
などのパラメーターをサポートしません。カスタム実行イメージを使用する場合は、タスクのコピーを作成し、そのコピーを編集してイメージを置き換えます。
buildah
buildah
タスクは、ソースコードツリーをコンテナーイメージにビルドし、そのイメージをコンテナーレジストリーにプッシュします。
buildah
タスクの使用例
apiVersion: tekton.dev/v1 kind: Pipeline metadata: name: build-and-deploy spec: # ... tasks: # ... - name: build-image taskRef: resolver: cluster params: - name: kind value: task - name: name value: buildah - name: namespace value: openshift-pipelines params: - name: IMAGE value: $(params.IMAGE) workspaces: - name: source workspace: shared-workspace # ...
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
| Buildah によってビルドされる完全修飾コンテナーイメージ名。 |
| |
|
|
|
|
| コンテキストとして使用するディレクトリーへのパス。 |
|
|
| Buildah ストレージドライバーを設定して、現在のクラスターノード設定を反映します。 |
|
|
|
ビルドするコンテナーの形式。 |
|
|
|
イメージをビルドするときの |
| |
|
イメージをプッシュするときの |
| |
| コンテナーレジストリーへのイメージのプッシュをスキップします。 |
|
|
|
TLS 検証フラグ。通常は |
|
|
| 詳細なロギングをオンにすると、実行されたすべてのコマンドがログに追加されます。 |
|
|
ワークスペース | 説明 |
---|---|
|
コンテナービルドコンテキスト。通常、 |
|
Buildah がコンテナーレジストリーへのアクセスに使用する |
|
Buildah が Red Hat Enterprise Linux (RHEL) サブスクリプションへのアクセスに使用するエンタイトルメントキーを提供するためのオプションのワークスペース。マウントされたワークスペースには、 |
結果 | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
| ビルドされたイメージの完全修飾名。 |
|
| ビルドされたイメージのダイジェスト。 |
buildah
ClusterTask
からの変更点
-
VERBOSE
パラメーターが追加されました。 -
BUILDER_IMAGE
パラメーターが削除されました。
git-cli
git-cli
タスクは、git
コマンドラインユーティリティーを実行します。GIT_SCRIPT
パラメーターを使用して、完全な Git コマンドまたは複数のコマンドを渡すことができます。たとえば、プッシュを完了するためにコマンドが Git リポジトリーへの認証を必要とする場合は、認証のクレデンシャルを指定する必要があります。
git-cli
タスクの使用例
apiVersion: tekton.dev/v1
kind: Pipeline
metadata:
name: update-repo
spec:
# ...
tasks:
# ...
- name: push-to-repo
taskRef:
resolver: cluster
params:
- name: kind
value: task
- name: name
value: git-cli
- name: namespace
value: openshift-pipelines
params:
- name: GIT_SCRIPT
value: "git push"
- name: GIT_USER_NAME
value: "Example Developer"
- name: GIT_USER_EMAIL
value: "developer@example.com"
workspaces:
- name: ssh-directory
workspace: ssh-workspace 1
- name: source
workspace: shared-workspace
# ...
- 1
- この例では、
ssh-workspace
には、Git リポジトリーへの認可に有効なキーを含む.ssh
ディレクトリーの内容が含まれている必要があります。
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
|
|
|
|
| HTTP プロキシーサーバー (TLS 以外のリクエスト)。 |
| |
| HTTPS プロキシーサーバー (TLS リクエスト)。 |
| |
| HTTP/HTTPS リクエストのプロキシーをオプトアウトします。 |
| |
|
Git リポジトリーが存在する |
| |
| Pod 内の Git ユーザーのホームディレクトリーへの絶対パス。 |
|
|
|
Git 操作を完了する前に、 |
|
|
| 実行したすべてのコマンドをログに記録します。 |
|
|
|
グローバル |
|
|
| Git 操作を実行するための Git ユーザー名。 |
| |
| Git 操作を実行するための Git ユーザーのメール。 |
| |
| 実行する Git スクリプト。 |
|
|
ワークスペース | 説明 |
---|---|
|
必要に応じて、秘密鍵、 |
|
|
| CA 証明書を含むワークスペース。このワークスペースを指定すると、Git は HTTPS を使用してリモートリポジトリーとやり取りする場合に、これらの証明書を使用してピアを検証します。 |
| 取得した Git リポジトリーを含むワークスペース。 |
|
Git リポジトリーに追加する必要があるファイルが含まれるオプションのワークスペース。
|
結果 | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
| クローンされた Git リポジトリー内の現在のブランチの HEAD にあるコミットの SHA ダイジェスト。 |
git-cli
ClusterTask
からの変更点
- 新しいパラメーターが複数追加されました。
-
BASE_IMAGE
パラメーターが削除されました。 -
ssl-ca-directory
ワークスペースが追加されました。 -
USER_HOME
およびVERBOSE
パラメーターのデフォルト値が変更されました。 -
結果の名前が
commit
からCOMMIT
に変更されました。
git-clone
git-clone
タスクは、Git を使用してワークスペース上のリモートリポジトリーを初期化し、クローンを作成します。このタスクは、このソースコードをビルドまたは処理するパイプラインの開始時に使用できます。
git-clone
タスクの使用例
apiVersion: tekton.dev/v1 kind: Pipeline metadata: name: build-source spec: # ... tasks: - name: clone-repo taskRef: resolver: cluster params: - name: kind value: task - name: name value: git-clone - name: namespace value: openshift-pipelines params: - name: URL value: "https://github.com/example/repo.git" workspaces: - name: output workspace: shared-workspace
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
|
|
|
|
| HTTP プロキシーサーバー (TLS 以外のリクエスト)。 |
| |
| HTTPS プロキシーサーバー (TLS リクエスト)。 |
| |
| HTTP/HTTPS リクエストのプロキシーをオプトアウトします。 |
| |
|
タスクが Git リポジトリーを配置する |
| |
| Pod 内の Git ユーザーのホームディレクトリーへの絶対パス。 |
|
|
| Git 操作を実行する前に、デフォルトのワークスペースにコンテンツが存在する場合は削除します。 |
|
|
| 実行したコマンドをログに記録します。 |
|
|
|
グローバル |
|
|
| Git リポジトリー URL |
| |
| チェックアウトするリビジョン (ブランチやタグなど)。 |
|
|
|
リビジョンをチェックアウトする前にタスクが取得するリポジトリーの |
| |
| Git サブモジュールを初期化して取得します。 |
|
|
| 取得するコミットの数。"シャロークローン" は単一のコミットです。 |
|
|
| "スパースチェックアウト" を実行するための、コンマで区切られたディレクトリーパターンのリスト。 |
|
ワークスペース | 説明 |
---|---|
|
必要に応じて、秘密鍵、 |
|
|
| CA 証明書を含むワークスペース。このワークスペースを指定すると、Git は HTTPS を使用してリモートリポジトリーとやり取りする場合に、これらの証明書を使用してピアを検証します。 |
|
取得した Git リポジトリーを含むワークスペース。データはワークスペースのルートまたは |
結果 | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
| クローンされた Git リポジトリー内の現在のブランチの HEAD にあるコミットの SHA ダイジェスト。 |
|
| クローンされたリポジトリーの URL。 |
|
| クローンされた Git リポジトリー内の現在のブランチの HEAD にあるコミットのエポックタイムスタンプ。 |
git-clone
ClusterTask
からの変更点
- すべてのパラメーター名が大文字に変更されました。
- すべての結果名が大文字に変更されました。
-
gitInitImage
パラメーターが削除されました。
kn
kn
タスクは、kn
コマンドラインユーティリティーを使用して、サービス、リビジョン、ルートなどの Knative リソースでの操作を完了します。
kn
タスクの使用例
apiVersion: tekton.dev/v1 kind: PipelineRun metadata: name: kn-run spec: pipelineSpec: tasks: - name: kn-run taskRef: resolver: cluster params: - name: kind value: task - name: name value: kn - name: namespace value: openshift-pipelines params: - name: ARGS value: [version]
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
|
|
|
|
kn
ClusterTask
からの変更点
-
KN_IMAGE
パラメーターが削除されました。
kn-apply
kn-apply
タスクは、指定されたイメージを Knative サービスにデプロイします。このタスクは、kn service apply
コマンドを使用して、指定された Knative サービスを作成または更新します。
kn-apply
タスクの使用例
apiVersion: tekton.dev/v1 kind: PipelineRun metadata: name: kn-apply-run spec: pipelineSpec: tasks: - name: kn-apply-run taskRef: resolver: cluster params: - name: kind value: task - name: name value: kn-apply - name: namespace value: openshift-pipelines params: - name: SERVICE value: "hello" - name: IMAGE value: "gcr.io/knative-samples/helloworld-go:latest"
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
| Knative サービス名。 |
| |
| デプロイするイメージの完全修飾名。 |
|
kn-apply
ClusterTask
からの変更点
-
KN_IMAGE
パラメーターが削除されました。
maven
Maven
タスクは Maven ビルドを実行します。
Maven
タスクの使用例
apiVersion: tekton.dev/v1 kind: Pipeline metadata: name: build-and-deploy spec: # ... tasks: # ... - name: build-from-source taskRef: resolver: cluster params: - name: kind value: task - name: name value: maven - name: namespace value: openshift-pipelines workspaces: - name: source workspace: shared-workspace # ...
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
| 実行する Maven の目標。 |
|
|
| Maven リポジトリーのミラー URL。 |
| |
|
タスクが Maven ビルドを実行する |
|
|
ワークスペース | 説明 |
---|---|
| Maven プロジェクトが含まれるワークスペース。 |
| ユーザー名やパスワードなど、Maven サーバーに接続するためのシークレットが含まれるワークスペース。 |
| ユーザー名やパスワードなど、プロキシーサーバーに接続するための認証情報が含まれるワークスペース。 |
|
|
| カスタム Maven 設定が含まれるワークスペース。 |
Maven
ClusterTask
からの変更
-
CONTEXT_DIR
のパラメーター名がSUBDIRECTORY
に変更されました。 -
maven-settings
のワークスペース名がmaven_settings
に変更されました。
openshift-client
openshift-client
タスクは、oc
コマンドラインインターフェイスを使用してコマンドを実行します。このタスクを使用して、OpenShift Container Platform クラスターを管理できます。
openshift-client
タスクの使用例
apiVersion: tekton.dev/v1 kind: PipelineRun metadata: name: openshift-client-run spec: pipelineSpec: tasks: - name: openshift-client-run taskRef: resolver: cluster params: - name: kind value: task - name: name value: openshift-client - name: namespace value: openshift-pipelines params: - name: SCRIPT value: "oc version"
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
|
実行する |
|
|
| 使用する OpenShift Container Platform バージョン。 |
|
|
ワークスペース | 説明 |
---|---|
|
|
|
クラスターにアクセスするための認証情報を含む |
openshift-client
ClusterTask
からの変更点
-
ワークスペース名
manifest-dir
がmanifest_dir
に変更されました。 -
ワークスペース名
kubeconfig-dir
がkubeconfig_dir
に変更されました。
s2i-dotnet
s2i-dotnet
タスクは、OpenShift Container Platform レジストリーから image-registry.openshift-image-registry.svc:5000/openshift/dotnet
として入手できる Source to Image (S2I) dotnet ビルダーイメージを使用してソースコードをビルドします。
s2i-dotnet
タスクの使用例
apiVersion: tekton.dev/v1 kind: Pipeline metadata: name: build-and-deploy spec: # ... tasks: # ... - name: build-s2i taskRef: resolver: cluster params: - name: kind value: task - name: name value: s2i-dotnet - name: namespace value: openshift-pipelines workspaces: - name: source workspace: shared-workspace # ...
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
| S2I プロセスがビルドするコンテナーイメージの完全修飾名。 |
| |
| ビルダーイメージのデフォルトのアセンブルおよび実行スクリプトを含む URL。 |
|
|
|
ビルドプロセスで設定する環境変数の値の配列。 |
| |
|
コンテキストとして使用する |
|
|
| Buildah ストレージドライバーを設定して、現在のクラスターノード設定を反映します。 |
|
|
|
ビルドするコンテナーの形式。 |
|
|
|
イメージをビルドするときの |
| |
|
イメージをプッシュするときの |
| |
| コンテナーレジストリーへのイメージのプッシュをスキップします。 |
|
|
|
TLS 検証フラグ。通常は |
|
|
| 詳細なロギングをオンにすると、実行されたすべてのコマンドがログに追加されます。 |
|
|
| 言語バージョンに対応するイメージストリームのタグ。 |
|
|
ワークスペース | 説明 |
---|---|
| S2I ワークフローのビルドコンテキストであるアプリケーションソースコード。 |
|
Buildah がコンテナーレジストリーへのアクセスに使用する |
結果 | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
| ビルドされたイメージの完全修飾名。 |
|
| ビルドされたイメージのダイジェスト。 |
s2i-go
s2i-go
タスクは、OpenShift Container Platform レジストリーから image-registry.openshift-image-registry.svc:5000/openshift/golang
として入手できる S2I Golang ビルダーイメージを使用してソースコードをビルドします。
s2i-go
タスクの使用例
apiVersion: tekton.dev/v1 kind: Pipeline metadata: name: build-and-deploy spec: # ... tasks: # ... - name: build-s2i taskRef: resolver: cluster params: - name: kind value: task - name: name value: s2i-go - name: namespace value: openshift-pipelines workspaces: - name: source workspace: shared-workspace # ...
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
| S2I プロセスがビルドするコンテナーイメージの完全修飾名。 |
| |
| ビルダーイメージのデフォルトのアセンブルおよび実行スクリプトを含む URL。 |
|
|
|
ビルドプロセスで設定する環境変数の値の配列。 |
| |
|
コンテキストとして使用する |
|
|
| Buildah ストレージドライバーを設定して、現在のクラスターノード設定を反映します。 |
|
|
|
ビルドするコンテナーの形式。 |
|
|
|
イメージをビルドするときの |
| |
|
イメージをプッシュするときの |
| |
| コンテナーレジストリーへのイメージのプッシュをスキップします。 |
|
|
|
TLS 検証フラグ。通常は |
|
|
| 詳細なロギングをオンにすると、実行されたすべてのコマンドがログに追加されます。 |
|
|
| 言語バージョンに対応するイメージストリームのタグ。 |
|
|
ワークスペース | 説明 |
---|---|
| S2I ワークフローのビルドコンテキストであるアプリケーションソースコード。 |
|
Buildah がコンテナーレジストリーへのアクセスに使用する |
結果 | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
| ビルドされたイメージの完全修飾名。 |
|
| ビルドされたイメージのダイジェスト。 |
s2i-java
s2i-java
タスクは、OpenShift Container Platform レジストリーから image-registry.openshift-image-registry.svc:5000/openshift/java
として入手できる S2I Java ビルダーイメージを使用してソースコードをビルドします。
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
| S2I プロセスがビルドするコンテナーイメージの完全修飾名。 |
| |
| ビルダーイメージのデフォルトのアセンブルおよび実行スクリプトを含む URL。 |
|
|
|
ビルドプロセスで設定する環境変数の値の配列。 |
| |
|
コンテキストとして使用する |
|
|
| Buildah ストレージドライバーを設定して、現在のクラスターノード設定を反映します。 |
|
|
|
ビルドするコンテナーの形式。 |
|
|
|
イメージをビルドするときの |
| |
|
イメージをプッシュするときの |
| |
| コンテナーレジストリーへのイメージのプッシュをスキップします。 |
|
|
|
TLS 検証フラグ。通常は |
|
|
| 詳細なロギングをオンにすると、実行されたすべてのコマンドがログに追加されます。 |
|
|
| 言語バージョンに対応するイメージストリームのタグ。 |
|
|
ワークスペース | 説明 |
---|---|
| S2I ワークフローのビルドコンテキストであるアプリケーションソースコード。 |
|
Buildah がコンテナーレジストリーへのアクセスに使用する |
結果 | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
| ビルドされたイメージの完全修飾名。 |
|
| ビルドされたイメージのダイジェスト。 |
s2i-java
ClusterTask
からの変更点
- 新しいパラメーターが複数追加されました。
-
BUILDER_IMAGE
、MAVEN_ARGS_APPEND
、MAVEN_CLEAR_REPO
、およびMAVEN_MIRROR_URL
パラメーターが削除されました。MAVEN_ARGS_APPEND
、MAVEN_CLEAR_REPO
およびMAVEN_MIRROR_URL
の値を環境変数として渡すことができます。 -
パラメーター名
PATH_CONTEXT
がCONTEXT
に変更されました。 -
パラメーター名
TLS_VERIFY
がTLSVERIFY
に変更されました。 -
IMAGE_URL
の結果が追加されました。
s2i-nodejs
s2i-nodejs
タスクは、OpenShift Container Platform レジストリーから image-registry.openshift-image-registry.svc:5000/openshift/nodejs
として入手できる S2I NodeJS ビルダーイメージを使用してソースコードをビルドします。
s2i-nodejs
タスクの使用例
apiVersion: tekton.dev/v1 kind: Pipeline metadata: name: build-and-deploy spec: # ... tasks: # ... - name: build-s2i taskRef: resolver: cluster params: - name: kind value: task - name: name value: s2i-nodejs - name: namespace value: openshift-pipelines workspaces: - name: source workspace: shared-workspace # ...
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
| S2I プロセスがビルドするコンテナーイメージの完全修飾名。 |
| |
| ビルダーイメージのデフォルトのアセンブルおよび実行スクリプトを含む URL。 |
|
|
|
ビルドプロセスで設定する環境変数の値の配列。 |
| |
|
コンテキストとして使用する |
|
|
| Buildah ストレージドライバーを設定して、現在のクラスターノード設定を反映します。 |
|
|
|
ビルドするコンテナーの形式。 |
|
|
|
イメージをビルドするときの |
| |
|
イメージをプッシュするときの |
| |
| コンテナーレジストリーへのイメージのプッシュをスキップします。 |
|
|
|
TLS 検証フラグ。通常は |
|
|
| 詳細なロギングをオンにすると、実行されたすべてのコマンドがログに追加されます。 |
|
|
| 言語バージョンに対応するイメージストリームのタグ。 |
|
|
ワークスペース | 説明 |
---|---|
| S2I ワークフローのビルドコンテキストであるアプリケーションソースコード。 |
|
Buildah がコンテナーレジストリーへのアクセスに使用する |
結果 | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
| ビルドされたイメージの完全修飾名。 |
|
| ビルドされたイメージのダイジェスト。 |
s2i-perl
s2i-perl
タスクは、OpenShift Container Platform レジストリーから image-registry.openshift-image-registry.svc:5000/openshift/perl
として入手できる S2I Perl ビルダーイメージを使用してソースコードをビルドします。
s2i-perl
タスクの使用例
apiVersion: tekton.dev/v1 kind: Pipeline metadata: name: build-and-deploy spec: # ... tasks: # ... - name: build-s2i taskRef: resolver: cluster params: - name: kind value: task - name: name value: s2i-perl - name: namespace value: openshift-pipelines workspaces: - name: source workspace: shared-workspace # ...
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
| S2I プロセスがビルドするコンテナーイメージの完全修飾名。 |
| |
| ビルダーイメージのデフォルトのアセンブルおよび実行スクリプトを含む URL。 |
|
|
|
ビルドプロセスで設定する環境変数の値の配列。 |
| |
|
コンテキストとして使用する |
|
|
| Buildah ストレージドライバーを設定して、現在のクラスターノード設定を反映します。 |
|
|
|
ビルドするコンテナーの形式。 |
|
|
|
イメージをビルドするときの |
| |
|
イメージをプッシュするときの |
| |
| コンテナーレジストリーへのイメージのプッシュをスキップします。 |
|
|
|
TLS 検証フラグ。通常は |
|
|
| 詳細なロギングをオンにすると、実行されたすべてのコマンドがログに追加されます。 |
|
|
| 言語バージョンに対応するイメージストリームのタグ。 |
|
|
ワークスペース | 説明 |
---|---|
| S2I ワークフローのビルドコンテキストであるアプリケーションソースコード。 |
|
Buildah がコンテナーレジストリーへのアクセスに使用する |
結果 | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
| ビルドされたイメージの完全修飾名。 |
|
| ビルドされたイメージのダイジェスト。 |
s2i-php
s2i-php
タスクは、OpenShift Container Platform レジストリーから image-registry.openshift-image-registry.svc:5000/openshift/php
として入手できる S2I PHP ビルダーイメージを使用してソースコードをビルドします。
s2i-php
タスクの使用例
apiVersion: tekton.dev/v1 kind: Pipeline metadata: name: build-and-deploy spec: # ... tasks: # ... - name: build-s2i taskRef: resolver: cluster params: - name: kind value: task - name: name value: s2i-php - name: namespace value: openshift-pipelines workspaces: - name: source workspace: shared-workspace # ...
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
| S2I プロセスがビルドするコンテナーイメージの完全修飾名。 |
| |
| ビルダーイメージのデフォルトのアセンブルおよび実行スクリプトを含む URL。 |
|
|
|
ビルドプロセスで設定する環境変数の値の配列。 |
| |
|
コンテキストとして使用する |
|
|
| Buildah ストレージドライバーを設定して、現在のクラスターノード設定を反映します。 |
|
|
|
ビルドするコンテナーの形式。 |
|
|
|
イメージをビルドするときの |
| |
|
イメージをプッシュするときの |
| |
| コンテナーレジストリーへのイメージのプッシュをスキップします。 |
|
|
|
TLS 検証フラグ。通常は |
|
|
| 詳細なロギングをオンにすると、実行されたすべてのコマンドがログに追加されます。 |
|
|
| 言語バージョンに対応するイメージストリームのタグ。 |
|
|
ワークスペース | 説明 |
---|---|
| S2I ワークフローのビルドコンテキストであるアプリケーションソースコード。 |
|
Buildah がコンテナーレジストリーへのアクセスに使用する |
結果 | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
| ビルドされたイメージの完全修飾名。 |
|
| ビルドされたイメージのダイジェスト。 |
s2i-python
s2i-python
タスクは、OpenShift Container Platform レジストリーから image-registry.openshift-image-registry.svc:5000/openshift/Python
として入手できる S2I Python ビルダーイメージを使用してソースコードをビルドします。
s2i-python
タスクの使用例
apiVersion: tekton.dev/v1 kind: Pipeline metadata: name: build-and-deploy spec: # ... tasks: # ... - name: build-s2i taskRef: resolver: cluster params: - name: kind value: task - name: name value: s2i-python - name: namespace value: openshift-pipelines workspaces: - name: source workspace: shared-workspace # ...
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
| S2I プロセスがビルドするコンテナーイメージの完全修飾名。 |
| |
| ビルダーイメージのデフォルトのアセンブルおよび実行スクリプトを含む URL。 |
|
|
|
ビルドプロセスで設定する環境変数の値の配列。 |
| |
|
コンテキストとして使用する |
|
|
| Buildah ストレージドライバーを設定して、現在のクラスターノード設定を反映します。 |
|
|
|
ビルドするコンテナーの形式。 |
|
|
|
イメージをビルドするときの |
| |
|
イメージをプッシュするときの |
| |
| コンテナーレジストリーへのイメージのプッシュをスキップします。 |
|
|
|
TLS 検証フラグ。通常は |
|
|
| 詳細なロギングをオンにすると、実行されたすべてのコマンドがログに追加されます。 |
|
|
| 言語バージョンに対応するイメージストリームのタグ。 |
|
|
ワークスペース | 説明 |
---|---|
| S2I ワークフローのビルドコンテキストであるアプリケーションソースコード。 |
|
Buildah がコンテナーレジストリーへのアクセスに使用する |
結果 | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
| ビルドされたイメージの完全修飾名。 |
|
| ビルドされたイメージのダイジェスト。 |
s2i-ruby
s2i-ruby
タスクは、OpenShift Container Platform レジストリーから image-registry.openshift-image-registry.svc:5000/openshift/ruby
として入手できる S2I Ruby ビルダーイメージを使用してソースコードをビルドします。
s2i-ruby
タスクの使用例
apiVersion: tekton.dev/v1 kind: Pipeline metadata: name: build-and-deploy spec: # ... tasks: # ... - name: build-s2i taskRef: resolver: cluster params: - name: kind value: task - name: name value: s2i-ruby - name: namespace value: openshift-pipelines workspaces: - name: source workspace: shared-workspace # ...
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
| S2I プロセスがビルドするコンテナーイメージの完全修飾名。 |
| |
| ビルダーイメージのデフォルトのアセンブルおよび実行スクリプトを含む URL。 |
|
|
|
ビルドプロセスで設定する環境変数の値の配列。 |
| |
|
コンテキストとして使用する |
|
|
| Buildah ストレージドライバーを設定して、現在のクラスターノード設定を反映します。 |
|
|
|
ビルドするコンテナーの形式。 |
|
|
|
イメージをビルドするときの |
| |
|
イメージをプッシュするときの |
| |
| コンテナーレジストリーへのイメージのプッシュをスキップします。 |
|
|
|
TLS 検証フラグ。通常は |
|
|
| 詳細なロギングをオンにすると、実行されたすべてのコマンドがログに追加されます。 |
|
|
| 言語バージョンに対応するイメージストリームのタグ。 |
|
|
ワークスペース | 説明 |
---|---|
| S2I ワークフローのビルドコンテキストであるアプリケーションソースコード。 |
|
Buildah がコンテナーレジストリーへのアクセスに使用する |
結果 | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
| ビルドされたイメージの完全修飾名。 |
|
| ビルドされたイメージのダイジェスト。 |
skopeo-copy
skopeo-copy
タスクは skopeo copy
コマンドを実行します。
Skopeo は、リモートコンテナーイメージレジストリーを操作するためのコマンドラインツールであり、イメージのロードや実行にデーモンやその他のインフラストラクチャーを必要としません。skopeo copy
コマンドは、別のリモートレジストリーにイメージをコピーします (たとえば、内部レジストリーから実稼働レジストリーにコピーします)。Skopeo は、ユーザーが提供する認証情報を使用したイメージレジストリーでの認可をサポートします。
skopeo-copy
タスクの使用例
apiVersion: tekton.dev/v1 kind: Pipeline metadata: name: build-deploy-image spec: # ... tasks: - name: copy-image taskRef: resolver: cluster params: - name: kind value: task - name: name value: skopeo-copy - name: namespace value: openshift-pipelines params: - name: SOURCE_IMAGE_URL value: "docker://internal.registry/myimage:latest" - name: DESTINATION_IMAGE_URL value: "docker://production.registry/myimage:v1.0" workspaces: - name: output workspace: shared-workspace
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
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| ソースコンテナーイメージのタグを含む完全修飾名。 |
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| Skopeo がソースイメージをコピーする宛先イメージの、タグを含む完全修飾名。 |
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ソースレジストリーの TLS 検証フラグ。通常は |
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宛先レジストリーの TLS 検証フラグ。通常は |
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| デバッグ情報をログに出力します。 |
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ワークスペース | 説明 |
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| 複数のイメージをコピーする場合は、このワークスペースを使用してイメージの URL を指定します。 |
結果 | 型 | 説明 |
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| ソースイメージの SHA256 ダイジェスト。 |
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| 宛先イメージの SHA256 ダイジェスト。 |
skopeo-copy
ClusterTask
からの変更点
- すべてのパラメーター名が大文字に変更されました。
-
VERBOSE
パラメーターが追加されました。 -
ワークスペース名が
images-url
からimages_url
に変更されました。 -
SOURCE_DIGEST
およびDESTINATION_DIGEST
の結果が追加されました。
tkn
tkn
タスクは、tkn を使用して Tekton リソースに対して操作を実行します。
tkn
タスクの使用例
apiVersion: tekton.dev/v1 kind: PipelineRun metadata: name: tkn-run spec: pipelineSpec: tasks: - name: tkn-run taskRef: resolver: cluster params: - name: kind value: task - name: name value: tkn - name: namespace value: openshift-pipelines params: - name: ARGS
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
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実行する |
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実行する |
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ワークスペース | 説明 |
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クラスターにアクセスするための認証情報を含む |
tkn
ClusterTask
からの変更点
-
TKN_IMAGE
パラメーターが削除されました。 -
ワークスペース名が
kubeconfig
からkubeconfig_dir
に変更されました。