3.8. OpenShift Pipelines で提供されるステップアクション
OpenShift Pipelines は、タスクで使用できる標準の StepAction
定義を提供します。クラスターリゾルバーを使用してこの定義を参照します。
git-clone
git-clone
ステップアクションは Git を使用してワークスペースでリモートリポジトリーを初期化し、クローンします。このステップアクションを使用して、このソースコードをビルドまたは処理するパイプラインの開始時にリポジトリーのクローンを作成するタスクを定義できます。
タスクでの git-clone
ステップアクションの使用例
apiVersion: tekton.dev/v1 kind: Task metadata: name: clone-repo-anon spec: # ... steps: - name: clone-repo-step ref: resolver: cluster params: - name: name value: git-clone - name: namespace value: openshift-pipelines - name: kind value: stepaction params: - name: URL value: $(params.url) - name: OUTPUT_PATH value: $(workspaces.output.path)
パラメーター | 説明 | 型 | デフォルト値 |
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フェッチされた Git リポジトリーのディレクトリー。クローンされたリポジトリーデータは、ディレクトリーのルートまたは |
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必要に応じて、秘密鍵、 |
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| CA 証明書を含むワークスペース。このワークスペースを指定すると、Git は HTTPS を使用してリモートリポジトリーとやり取りする場合に、これらの証明書を使用してピアを検証します。 |
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| HTTP プロキシーサーバー (TLS 以外のリクエスト)。 |
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| HTTPS プロキシーサーバー (TLS リクエスト)。 |
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| HTTP/HTTPS リクエストのプロキシーをオプトアウトします。 |
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タスクが Git リポジトリーを配置する |
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| Pod 内の Git ユーザーのホームディレクトリーへの絶対パス。 |
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| Git 操作を実行する前に、デフォルトのワークスペースにコンテンツが存在する場合は削除します。 |
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| 実行したコマンドをログに記録します。 |
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グローバル |
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| Git リポジトリー URL |
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| チェックアウトするリビジョン (ブランチやタグなど)。 |
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リビジョンをチェックアウトする前にタスクが取得するリポジトリーの |
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| Git サブモジュールを初期化して取得します。 |
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| 取得するコミットの数。"シャロークローン" は単一のコミットです。 |
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| "スパースチェックアウト" を実行するための、コンマで区切られたディレクトリーパターンのリスト。 |
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結果 | 型 | 説明 |
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| クローンされた Git リポジトリー内の現在のブランチの HEAD にあるコミットの SHA ダイジェスト。 |
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| クローンされたリポジトリーの URL。 |
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| クローンされた Git リポジトリー内の現在のブランチの HEAD にあるコミットのエポックタイムスタンプ。 |