4.2. グローバルの Repository カスタムリソースの作成


オプションで、OpenShift Pipelines がインストールされている namespace (通常は openshift-pipelines) にグローバル Repository カスタムリソース (CR) を作成できます。この CR を作成すると、その中で指定した設定が、作成するすべての Repository CR にデフォルトで適用されます。

重要

グローバルの Repository CR はテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビューの機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。

Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

前提条件

  • openshift-pipelines namespace への管理者アクセスがある。
  • oc コマンドラインユーティリティーを使用して OpenShift クラスターにログインしている。

手順

  • openshift-pipelines namespace に pipeline-as-code という名前の Repository CR を作成します。この CR で必要なすべてのデフォルト設定を指定します。

    CR を作成するコマンドの例

    $ cat <<EOF|oc create -n openshift-pipelines -f -
    
    apiVersion: "pipelinesascode.tekton.dev/v1alpha1"
    kind: Repository
    metadata:
      name: pipelines-as-code
    spec:
      git_provider:
        secret:
          name: "gitlab-webhook-config"
          key: "provider.token"
        webhook_secret:
          name: "gitlab-webhook-config"
          key: "webhook.secret"
    EOF
    Copy to Clipboard Toggle word wrap

    この例では、作成するすべての Repository CR に、GitLab リポジトリーにアクセスするための共通シークレットが含まれます。CR では、さまざまなリポジトリー URL やその他の設定を指定できます。

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