2.4. 追加の GitHub アプリケーションをサポートするための、追加の Pipelines as Code コントローラー設定


デフォルトでは、Pipelines as Code を設定して、1 つの GitHub アプリケーションと対話できます。場合によっては、複数の GitHub アプリケーションを使用する必要があることがあります。たとえば、異なる GitHub アカウントや、GitHub Enterprise や GitHub SaaS などの異なる GitHub インスタンスを使用する必要がある場合などです。複数の GitHub アプリケーションを使用する場合は、追加の GitHub アプリケーションごとに追加の Pipelines as Code コントローラーを設定する必要があります。

手順

  1. TektonConfig カスタムリソースで、次の例のように、platforms.openshift.pipelinesAsCode 仕様に additionalPACControllers セクションを追加します。

    例: additionalPACControllers セクション

    apiVersion: operator.tekton.dev/v1
    kind: TektonConfig
    metadata:
      name: config
    spec:
      platforms:
        openshift:
          pipelinesAsCode:
            additionalPACControllers:
              pac_controller_2:  1
                enable: true    2
                secretName: pac_secret_2  3
                settings: #  4
    # ...

    1
    コントローラーの名前。この名前は一意であり、長さが 25 文字を超えてはなりません。
    2
    このパラメーターは任意です。追加のコントローラーを有効にするにはこのパラメーターを true に設定し、追加のコントローラーを無効にするには false に設定します。デフォルト値は true です。
    3
    このパラメーターを、GitHub アプリケーション用に作成する必要があるシークレットの名前に設定します。
    4
    このセクションはオプションです。このセクションでは、メインの Pipelines as Code コントローラーとは異なる設定が必要な場合に、このコントローラーの Pipelines as Code 設定を指定できます。
  2. オプション: 2 つ以上の GitHub アプリケーションを使用する場合は、pipelinesAsCode.additionalPACControllers 仕様の下に追加のセクションを作成し、すべての GitHub インスタンスに対して Pipelines as Code コントローラーを設定します。各コントローラーに一意の名前を使用します。
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