2.3. Pipelines as Code 設定のカスタマイズ


Pipelines as Code をカスタマイズするには、クラスター管理者は、platforms.openshift.pipelinesAsCode.settings 仕様の TektonConfig カスタムリソースで次のパラメーターを設定できます。

表2.1 Pipelines as Code 設定のカスタマイズ
パラメーター説明デフォルト

application-name

アプリケーションの名前。たとえば、GitHub Checks ラベルに表示される名前です。

"Pipelines as Code CI"

secret-auto-create

GitHub アプリケーションで生成されたトークンを使用してシークレットを自動的に作成するかどうかを示します。このシークレットは、プライベートリポジトリーで使用できます。

enabled

remote-tasks

有効にすると、パイプライン実行アノテーションからのリモートタスクを許可します。

enabled

hub-url

Tekton Hub API のベース URL。

https://hub.tekton.dev/

hub-catalog-name

Tekton Hub のカタログ名。

tekton

tekton-dashboard-url

Tekton Hub ダッシュボードの URL。Pipelines as Code は、この URL を使用して、Tekton Hub ダッシュボードに PipelineRun URL を生成します。

NA

bitbucket-cloud-check-source-ip

パブリック Bitbucket の IP 範囲をクエリーしてサービス要求を保護するかどうかを示します。パラメーターのデフォルト値を変更すると、セキュリティーの問題が発生する可能性があります。

enabled

bitbucket-cloud-additional-source-ip

コンマで区切られた追加の IP 範囲またはネットワークのセットを提供するかどうかを示します。

NA

max-keep-run-upper-limit

パイプライン実行の max-keep-run 値の上限。

NA

default-max-keep-runs

パイプライン実行の max-keep-run 値のデフォルトの制限。定義されている場合、値は max-keep-run アノテーションを持たないすべてのパイプライン実行に適用されます。

NA

auto-configure-new-github-repo

新しい GitHub リポジトリーを自動的に設定します。Pipelines as Code は namespace を設定し、リポジトリーのカスタムリソースを作成します。このパラメーターは、GitHub アプリケーションでのみサポートされています。

disabled

auto-configure-repo-namespace-template

auto-configure-new-github-repo が有効になっている場合は、新しいリポジトリーの namespace を自動的に生成するようにテンプレートを設定します。

{repo_name}-pipelines

error-log-snippet

失敗したタスク (パイプラインにエラーがある) のログスニペットの表示を有効または無効にします。パイプラインからのデータ漏えいの場合は、このパラメーターを無効にすることができます。

true

error-detection-from-container-logs

エラーメッセージを検出し、プルリクエストのアノテーションとして公開するためのコンテナーログの検査を有効または無効にします。この設定は、GitHub アプリを使用している場合にのみ適用されます。

true

error-detection-max-number-of-lines

エラーメッセージを検索するためにコンテナーログ内で検査される最大行数。無制限の行数を検査するには、-1 に設定します。

50

secret-github-app-token-scoped

true に設定すると、Pipelines as Code が GitHub アプリを使用して生成する GitHub アクセストークンのスコープは、Pipelines as Code がパイプライン定義を取得するリポジトリーのみに限定されます。false に設定すると、TektonConfig カスタムリソースと Repository カスタムリソースの両方を使用して、トークンのスコープを追加のリポジトリーに設定できます。

true

secret-github-app-scope-extra-repos

生成された GitHub アクセストークンのスコープを設定するための追加のリポジトリー。

 
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