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9.2. Knative サービスの高可用性

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高可用性 (HA) は、デフォルトで Knative Serving activatorautoscalerautoscaler-hpacontrollerwebhookkourier-control、および kourier-gateway コンポーネントで使用できます。これらのコンポーネントは、デフォルトでそれぞれ 2 つのレプリカを持つように設定されています。KnativeServing カスタムリソース (CR) の spec.high-availability.replicas 値を変更して、これらのコンポーネントのレプリカ数を変更できます。

9.2.1. Knative Serving の高可用性レプリカの設定

適格なデプロイメントリソースに最小 3 つのレプリカを指定するには、カスタムリソースのフィールド spec.high-availability.replicas の値を 3 に設定します。

前提条件

  • OpenShift Container Platform に対するクラスター管理者権限があるか、Red Hat OpenShift Service on AWS または OpenShift Dedicated に対するクラスターまたは専用管理者権限がある。
  • OpenShift Serverless Operator および Knative Serving がクラスターにインストールされている。

手順

  1. OpenShift Container Platform Web コンソールの Administrator パースペクティブで、OperatorHub Installed Operators に移動します。
  2. knative-serving namespace を選択します。
  3. OpenShift Serverless Operator の Provided API 一覧で Knative Serving をクリックし、Knative Serving タブに移動します。
  4. knative-serving をクリックしてから、knative-serving ページの YAML タブに移動します。

    Knative Serving YAML
  5. KnativeServing CR のレプリカ数を変更します。

    サンプル YAML

    apiVersion: operator.knative.dev/v1beta1
    kind: KnativeServing
    metadata:
      name: knative-serving
      namespace: knative-serving
    spec:
      high-availability:
        replicas: 3

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