1.2. サーバーレスアプリケーションのデプロイメントの確認


サーバーレスアプリケーションが正常にデプロイされたことを確認するには、Knative によって作成されたアプリケーション URL を取得してから、その URL に要求を送信し、出力を確認する必要があります。OpenShift Serverless は HTTP および HTTPS URL の両方の使用をサポートしますが、oc get ksvc からの出力は常に http:// 形式を使用して URL を出力します。

1.2.1. サーバーレスアプリケーションのデプロイメントの確認

サーバーレスアプリケーションが正常にデプロイされたことを確認するには、Knative によって作成されたアプリケーション URL を取得してから、その URL に要求を送信し、出力を確認する必要があります。OpenShift Serverless は HTTP および HTTPS URL の両方の使用をサポートしますが、oc get ksvc からの出力は常に http:// 形式を使用して URL を出力します。

前提条件

  • OpenShift Serverless Operator および Knative Serving がクラスターにインストールされている。
  • oc CLI がインストールされている。
  • Knative サービスを作成している。

前提条件

  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。

手順

  1. アプリケーション URL を検索します。

    $ oc get ksvc <service_name>

    出力例

    NAME            URL                                        LATESTCREATED         LATESTREADY           READY   REASON
    event-delivery   http://event-delivery-default.example.com   event-delivery-4wsd2   event-delivery-4wsd2   True

  2. クラスターに対して要求を実行し、出力を確認します。

    HTTP 要求の例

    $ curl http://event-delivery-default.example.com

    HTTPS 要求の例

    $ curl https://event-delivery-default.example.com

    出力例

    Hello Serverless!

  3. オプション:証明書チェーンで自己署名証明書に関連するエラーが発生した場合は、curl コマンドに --insecure フラグを追加して、エラーを無視できます。

    $ curl https://event-delivery-default.example.com --insecure

    出力例

    Hello Serverless!

    重要

    自己署名証明書は、実稼働デプロイメントでは使用しないでください。この方法は、テスト目的にのみ使用されます。

  4. オプション:OpenShift Container Platform クラスターが認証局 (CA) で署名されているが、システムにグローバルに設定されていない証明書で設定されている場合、curl コマンドでこれを指定できます。証明書へのパスは、--cacert フラグを使用して curl コマンドに渡すことができます。

    $ curl https://event-delivery-default.example.com --cacert <file>

    出力例

    Hello Serverless!

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