第10章 OpenShift Serverless Logic Knative Workflow プラグインのインストール
OpenShift Serverless Logic は、Knative CLI 用の kn-workflow
というプラグインを提供しており、コマンドラインを使用してローカルワークフロープロジェクトをセットアップできます。
10.1. Linux 用の OpenShift Serverless Logic Knative Workflow プラグインのインストール
RPM または別のパッケージマネージャーがインストールされていない Linux ディストリビューションを使用している場合は、Knative Workflow プラグインをインストールできます。
前提条件
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Knative (
kn
) コマンドラインインターフェイス (CLI) をインストールしている。 RHEL または Fedora を使用していない場合は、パス上のディレクトリーに libc ライブラリーがインストールされていることを確認してください。
重要libc ライブラリーが利用できない場合は、コマンドを実行するときに次のエラーが表示されることがあります。
$ kn: No such file or directory
手順
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Serverless Logic のダウンロードミラー ページから、環境に適した最新の
tar
アーカイブをダウンロードします。 以下のコマンドを実行して、Knative Workflow プラグインのバイナリーファイルコピーします。
$ tar xvzf <tar_archive>
次のコマンドを実行して、抽出した Knative Workflow プラグインのバイナリーファイルの名前を
kn-workflow
に変更します。$ mv <filename> kn-workflow
kn-workflow
コマンドを Knative CLI プラグインとしてインストールします。次のコマンドを実行してバイナリーファイルを実行可能にします。
$ chmod +x /usr/local/bin/kn-workflow
次のコマンドを実行して、
kn-workflow
バイナリーファイルを/usr/local/bin
パス内のディレクトリーにコピーします。$ cp <path/to/downloaded/kn-workflow> /usr/local/bin/kn-workflow
検証
次のコマンドを実行して、
kn-workflow
プラグインが正常にインストールされていることを確認します。$ kn plugin list