3.3. トラフィックルーティングによるレイヤー 7 (L7)機能の確認


ウェイポイントプロキシーを更新した後、レイヤー 7 (L7)機能が想定どおりに機能することを確認します。HTTPRoute などのトラフィックルーティングルールを使用する場合は、意図された動作を適用し続けることを確認します。

前提条件

  • ウェイポイントプロキシーを更新しました。
  • info アプリケーションをデプロイしている。
  • HTTPRoute リソースを作成している。

手順

  1. オプション:以下のコマンドを実行して、HTTPRoute リソースがまだ存在しない場合は作成します。

    $ oc apply -f - <<EOF
    apiVersion: gateway.networking.k8s.io/v1
    kind: HTTPRoute
    metadata:
      name: reviews
      namespace: info
    spec:
      parentRefs:
      - group: ""
        kind: Service
        name: reviews
        port: 9080
      rules:
      - backendRefs:
        - name: reviews-v1
          port: 9080
          weight: 90
        - name: reviews-v2
          port: 9080
          weight: 10
    EOF
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  2. 以下のコマンドを実行して、HTTPRoute ルールによりトラフィックが正しく分散されていることを確認します。

    for i in {1..10}; do
      kubectl exec "$(
        kubectl get pod \
          -l app=productpage \
          -n info \
          -o jsonpath='{.items[0].metadata.name}'
      )" \
      -c istio-proxy \
      -n info -- \
      curl -s http://reviews:9080/reviews/0 | grep -o "reviews-v[0-9]"
    done
    Copy to Clipboard Toggle word wrap

    出力には、HTTPRoute で定義されたトラフィック分布を反映する必要があります。たとえば、90/10 の重みが reviews-v1reviews-v2 の間で分割された場合、reviews-v1 にルーティングされる 9 つの要求と reviews-v2 にルーティングされた 1 つの要求を確認する必要があります。正確な比率は、負荷分散の動作により若干異なる可能性がありますが、複数のテストの実行に対して設定された重みに厳密に一致する必要があります。

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