前書き
Red Hat OpenStack Platform は、Red Hat Enterprise Linux をベースとして、プライベートまたはパブリックの Infrastructure-as-a-Service (IaaS) クラウドを構築するための基盤を提供します。これにより、スケーラビリティーが高く、耐障害性に優れたプラットフォームをクラウド対応のワークロード開発にご利用いただくことができます。
Red Hat OpenStack Platform は、利用可能な物理ハードウェアをプライベート、パブリック、またはハイブリッドのクラウドプラットフォームに変換できるようにパッケージされています。これには以下のコンポーネントが含まれます。
- 完全に分散されたオブジェクトストレージ
- 永続的なブロックレベルのストレージ
- 仮想マシンのプロビジョニングエンジンおよびイメージストレージ
- 認証および承認メカニズム
- 統合されたネットワーク
- ユーザーおよび管理者がアクセス可能な Web ブラウザーベースのインターフェース
注記
- 本ガイドに記載するコンポーネントについての参考情報は、「5章デプロイメントの情報」を参照してください。
- Red Hat OpenStack の全ドキュメントスイートは Red Hat OpenStack Platform の製品ドキュメント で参照してください。