2.5. Identity
本項では、Identity サービスの最も重要な新機能について説明します。
- RH-SSOを使用した Keystone のフェデレーションに関するガイド
- Red Hat Single Sign On でバッキングされた Identity サービス (keystone) を director ベースでデプロイする方法について詳しく記載したドキュメント。このガイドは、SAML ベースのフェデレーションについて説明し、Red Hat Single Sign-On (RH-SSO) を外部の Identity プロバイダーとして使用します。Federate with Identity Service
- ドメイン固有のロール
- ロールの定義を特定のドメインまたはドメインを使用するプロジェクトに限定することができます。ドメイン固有のロールを使用すると、ロールのルールを定義する際に、より粒度の高い制御が可能となるので、ロールは既存の
prior
ロールのエイリアスとして機能することができます。 - 暗黙的なロール
- 暗黙的なロールとは、ロールの割り当てが累積的に処理されることを意味します。たとえば、ユーザーにプロジェクトの
admin
ロールがある場合には、_member_
ロールが明示的に割り当てられてなくても、そのプロジェクトの_member_
にもなります。これは、1 つのロールを割り当てると、他のロールが割り当てられるように推定のルールを設定することができるためです。この機能により、admin のロール管理がかなり簡単になることが予想されます。