第10章 ジョブの起動


ジョブを作成したら、それを起動して OpenStack Data Processing サービスに登録されているデータを処理することができます( 「入力および出力データソースの登録」 を参照)。ジョブにはクラスターが必要です。既存のクラスター(「既存クラスターでのジョブの起動」)または完全に新しい 1(「新規クラスターでのジョブの起動」)でジョブを起動できます。

注記

ジョブを起動するには、入力データソースと出力データの宛先を指定する必要があります。どちらのオブジェクトも、最初に OpenStack Data Processing サービスに登録する必要があります。詳細は、「「入力および出力データソースの登録」」を参照してください。

10.1. 既存クラスターでのジョブの起動

Dashboard で既存のクラスターの一覧を表示するには、Project > Data Processing > Clusters を選択し ます。クラスターの起動方法は、8章クラスターの起動 を参照してください。

既存のクラスターでジョブを起動するには、以下を実行します。

  1. Dashboard で プロジェクト > データ処理 > ジョブ を選択します。ジョブの表 は、利用可能なすべてのジョブテンプレートが表示されます。新規ジョブテンプレートの作成の詳細については、「ジョブテンプレートの作成」 を参照してください。
  2. 使用するジョブテンプレートを選択し、ジョブテンプレートの アクション ドロップダウンメニューから Launch On Existing Cluster を選択します。
  3. Launch Job ウィザードで、Input ドロップダウンメニューから入力データソースを選択します。次に、Output ドロップダウンメニューから出力先を選択します。

    必要な場合は、ここで入力データソースまたは出力先を登録することもできます。これを行うには、Input または Output ドロップダウンメニューの + をクリックします。これを実行すると、Create Data Source ウィザードが開きます。詳細は、「入力および出力データソースの登録」 を参照してください。

  4. クラスター ドロップ ダウン メニューから、ジョブを実行するクラスターを選択します。
  5. このジョブの特別なジョブプロパティーを設定する必要がある場合は、Configure タブをクリックします。そこから Configuration または Parameters のいずれかで Add をクリックし、特別な名前/値のペアを指定します。このタブでは、複数の名前と値のペアを指定できます。

    サポートされるジョブプロパティーの詳細は、選択した Hadoop プラグインのドキュメントを参照してください。

  6. Launch をクリックします。

起動したジョブのステータスを表示するには、プロジェクト > データ処理 > ジョブ を選択し ます。起動したジョブを再起動または削除する方法は、「起動ジョブを削除または再起動」 を参照してください。

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