10.2. 新規クラスターでのジョブの起動
ジョブテンプレートの作成後に、これを使用して、完全に新しいクラスターでジョブを起動することもできます。これにより、ジョブの完了後にクラスターを自動的に強制終了するオプションが提供されます。
- Dashboard で プロジェクト > データ処理 > ジョブ を選択します。ジョブの表 に は、利用可能なすべてのジョブが表示されます。新規ジョブの作成の詳細については、「ジョブテンプレートの作成」 を参照してください。
- 使用するジョブテンプレートを選択し、ジョブテンプレートの アクション ドロップダウンメニューから Launch On New Cluster を選択します。
- プラグイン Name および Version ドロップダウンメニューを使用して、ジョブが使用する Hadoop プラグインの名前およびバージョンを選択します。
- Create をクリックします。
- Cluster Name フィールドにクラスターの名前を入力します。
- Base Image ドロップダウンメニューから、クラスターが使用する必要のある Hadoop イメージを選択します。Hadoop イメージの作成および登録の詳細は、4章makeform イメージの作成 および 5章必要なコンポーネントの登録 を参照してください。
必要な場合は、Keypair ドロップダウンメニューからキーペアを選択します。このメニューの横にある + をクリックして、新規キーペアを作成することもできます。キーペアはクラスターを起動するのには必要ありませんが、クラスターノードにログインするには(例: SSH を介して)必要になります。
キーペアの詳細は、「キーペアの 管理」を参照して ください。
- Neutron Management Network ドロップダウンメニューから、クラスターが使用するネットワークを選択します。OpenStack でのネットワークの追加および管理に関する詳細は、「 一般的な管理タスク 」を参照してください。
- デフォルトでは、OpenStack Data Processing サービスはジョブが完了するとすぐにクラスターを削除します。これが発生しないようにするには、ジョブの終了後に Persist cluster を選択します。
- 次に、ジョブ タブをクリックします。そこから、Input ドロップダウンメニューから入力データソースを選択します。次に、Output ドロップダウンメニューから出力先を選択します。
- 必要な場合は、ここで入力データソースまたは出力先を登録することもできます。これを行うには、Input または Output ドロップダウンメニューの + をクリックします。これを実行すると、Create Data Source ウィザードが開きます。詳細は、「入力および出力データソースの登録」 を参照してください。
このジョブの特別なジョブプロパティーを設定する必要がある場合は、Configure タブをクリックします。そこから Configuration または Parameters のいずれかで Add をクリックし、特別な名前/値のペアを指定します。このタブでは、複数の名前と値のペアを指定できます。
サポートされるジョブプロパティーの詳細は、選択した Hadoop プラグインのドキュメントを参照してください。
- Launch をクリックします。
起動したジョブのステータスを表示するには、プロジェクト > データ処理 > ジョブ を選択し ます。起動したジョブを再起動または削除する方法は、「起動ジョブを削除または再起動」 を参照してください。