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3.6. トラブルシューティング

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バックアップサービスで発生する問題の多くは、以下の 2 つの一般的なシナリオで説明します。

  • cinder-backup サービスが起動すると、設定したバックエンドに接続し、これをバックアップのターゲットとして使用します。この接続の問題により、サービスが失敗する場合があります。
  • バックアップが要求されると、バックアップサービスはボリュームサービスに接続し、要求されたボリュームを割り当てます。この接続の問題は、バックアップ時にのみ明らかになります。

いずれの場合も、ログにはエラーを説明するメッセージが含まれます。

ログファイルおよびサービスに関する情報は、『 Logging, Monitoring and Troubleshooting Guide 』の「 Log Files for OpenStack Services 」を参照してください。

ログの場所に関する一般的な情報およびトラブルシューティングの提案についての詳細は、『 Logging, Monitoring and Troubleshooting Guide 』の「 Block Storage(cinder)ログファイル 」を参照してください。

3.6.1. サービスの確認

多くの問題を診断するには、サービスが利用可能であることを確認し、ログファイルでエラーメッセージを確認します。キーサービスおよびその相互作用の詳細は、「バックアップおよび復元の仕組み」 を参照してください。

サービスの状態を確認したら、cinder-backup.log を確認します。Block Storage Backup サービスログは、/var/log/containers/cinder]/cinder-backup.log にあります。

手順

  1. ボリュームで cinder show コマンドを実行して、ホストに保存されているかどうかを確認します。

    # cinder show
  2. cinder service-list を実行して、実行中のサービスを表示します。

    # cinder service-list
    +------------------+--------------------+------+---------+-------+----------------------------+-----------------+
    | Binary           | Host               | Zone | Status  | State | Updated_at                 | Disabled Reason |
    +------------------+--------------------+------+---------+-------+----------------------------+-----------------+
    | cinder-backup    | hostgroup          | nova | enabled | up    | 2017-05-15T02:42:25.000000 | -               |
    | cinder-scheduler | hostgroup          | nova | enabled | up    | 2017-05-15T02:42:25.000000 | -               |
    | cinder-volume    | hostgroup@sas-pool | nova | enabled | down  | 2017-05-14T03:04:01.000000 | -               |
    | cinder-volume    | hostgroup@ssd-pool | nova | enabled | down  | 2017-05-14T03:04:01.000000 | -               |
    +------------------+--------------------+------+---------+-------+----------------------------+-----------------+
  3. 期待されるサービスが利用可能であることを確認する。
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