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4.2. director デプロイメントの設定

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  1. keystone_domain_specific_ldap_backend.yaml 環境ファイルのコピーを作成します。

    $ cp /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/environments/services/keystone_domain_specific_ldap_backend.yaml /home/stack/templates/
  2. /home/stack/templates/keystone_domain_specific_ldap_backend.yaml 環境ファイルを編集して、デプロイメントに適した値を設定します。たとえば、以下のエントリーは、testdomain という名前の keystone ドメイン向けの LDAP 設定を作成します。

        parameter_defaults:
          KeystoneLDAPDomainEnable: true
          KeystoneLDAPBackendConfigs:
            testdomain:
              url: ldaps://192.0.2.250
              user: cn=openstack,ou=Users,dc=director,dc=example,dc=com
              password: RedactedComplexPassword
              suffix: dc=director,dc=example,dc=com
              user_tree_dn: ou=Users,dc=director,dc=example,dc=com
              user_filter: "(memberOf=cn=OSuser,ou=Groups,dc=director,dc=example,dc=com)"
              user_objectclass: person
              user_id_attribute: cn
  3. また、複数のドメインを指定するように環境ファイルを設定することも可能です。以下に例を示します。

        KeystoneLDAPBackendConfigs:
          domain1:
            url: ldaps://domain1.example.com
            user: cn=openstack,ou=Users,dc=director,dc=example,dc=com
            password: RedactedComplexPassword
            ...
          domain2:
            url: ldaps://domain2.example.com
            user: cn=openstack,ou=Users,dc=director,dc=example,dc=com
            password: RedactedComplexPassword
            ...

    これにより、domain1domain2 という名前の 2 つのドメインが指定され、各ドメインには、異なる LDAP ドメインが独自の設定で適用されます。

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