第7章 認定済みコンテナーイメージのビルド


パートナー向け ビルドサービス を使用して、認定用にアプリケーションコンテナーをビルドすることができます。ビルドサービス では、SSH キーによりパブリックまたはプライベートにインターネットアクセス可能な Git リポジトリーから、コンテナーをビルドします。

本項では、Red Hat OpenStack and NFV Zone の一部である自動 ビルド サービス を使用して、コンテナー化されたパートナープラットフォームプラグインを Red Hat OpenStack Platform 16.0 ベースコンテナーに自動的にビルドする手順について説明します。

前提条件

自動ビルドシステムにアクセスするには、以下の作業が必要です。

  • Red Hat Connect for Technology Partners に登録する
  • Red Hat OpenStack & NFV ゾーンへのゾーンアクセスを申請する
  • 製品を作成する(提供された情報は、当社のカタログに認定を公開する際に使用されます)
  • コンテナーに含める Dockerfile およびあらゆるコンポーネントと共に、プラグイン用の git リポジトリーを作成する

Red Hat Connect サイトへのアクセスや登録ができない場合には、connect@redhat.com にご連絡ください。

7.1. コンテナープロジェクトの追加

1 つのプロジェクトが 1 つのパートナーイメージに対応します。イメージが複数ある場合には、複数のプロジェクトを作成する必要があります。

手順

  1. Red Hat Connect for Technology Partners にログインし、Zones をクリックします。
  2. 下方向にスクロールして、Red Hat OpenStack & NFV ゾーンを選択します。ボックスのどこかをクリックします。
  3. Certify をクリックし、ご自分の会社の既存製品およびプロジェクトにアクセスします。

    BuildService001

  4. Add Project をクリックし、新規プロジェクトを作成します。
  5. Project Name を設定します。

    • プロジェクト名は、システム外には公開されません。
    • プロジェクト名には [product][version]-[extended-base-container-image]-[your-plugin] が含まれている必要があります。
    • OpenStack の場合、フォーマットは rhospXX-baseimage-myplugin です。
    • 例: rhosp16-openstack-cinder-volume-myplugin
  6. ご自分の製品/プラグインおよびそのバージョンを元に、ProductProduct Version、および Release Category を選択します。

    • プロジェクトを作成する前に、製品とそのバージョンを作成する必要があります。
    • ラベルのリリースカテゴリーは、Tech Preview に設定します。Red Hat Certification を使用した API テストが完了するまで、Generally Available オプションを選択することはできません。コンテナーイメージが認定されたら、プラグイン認定要件を参照してください。
  7. パートナープラグインで変更するベースイメージを元に、Red Hat Product および Red Hat Product Version を選択します。今回のリリースでは、Red Hat OpenStack Platform および 16.0 を選択してください。
  8. Submit をクリックし、新規プロジェクトを作成します。

この段階で、Red Hat はプロジェクトを評価しその認定を確認します。アップストリームコードに関してプラグインが ツリー内ツリー外 かを記載して、connect@redhat.com にメールを送信してください。

  • ツリー 内 とは、プラグインが OpenStack アップストリームコードベースに含まれ、プラグインイメージが Red Hat によりビルドされ Red Hat OpenStack Platform 16.0 で配布されることを意味します。
  • ツリー外​ とは、プラグインイメージが OpenStack アップストリームコードベースに含まれず、Red Hat OpenStack Platform 16.0 では配布されないことを意味します。

Red Hat がプラグインのステータスを確認したら、Certification Checklist に進みます。

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