第6章 Red Hat Quay API の例


この章の残りの部分では、API が使用可能な機能における Red Hat Quay API の例を示します。

6.1. API を使用してユーザーアプリケーションを管理する

Red Hat Quay ユーザーは、Docker、Podman、またはその他のサービスプロバイダーのパスワードの代わりに使用できる ユーザーアプリケーション の作成、情報のリスト表示、削除を実行できます。ユーザーアプリケーショントークンはユーザー名とパスワードと同じように機能しますが、暗号化されており、Red Hat Quay に誰がアクセスしているかに関する情報を第三者に提供しません。

注記

CLI 経由で作成したユーザーアプリケーショントークンは、Red Hat Quay UI の User Settings の下に表示されます。これは、ユーザー設定で作成されるアプリケーショントークンとは異なり、まったく別のアプリケーションとして扱う必要があることに注意してください。

ユーザーアプリケーショントークンを作成するには、次の手順に従います。

前提条件

  • OAuth 2 アクセストークンを作成した。

手順

  • POST /api/v1/user/apptoken API 呼び出しを入力して、ユーザーアプリケーションを作成します。

    $ curl -X POST \
      -H "Authorization: Bearer <access_token>" \
      -H "Content-Type: application/json" \
      -d '{
        "title": "MyAppToken"
      }' \
      "http://quay-server.example.com/api/v1/user/apptoken"
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    出力例

    {"token": {"uuid": "6b5aa827-cee5-4fbe-a434-4b7b8a245ca7", "title": "MyAppToken", "last_accessed": null, "created": "Wed, 08 Jan 2025 19:32:48 -0000", "expiration": null, "token_code": "K2YQB1YO0ABYV5OBUYOMF9MCUABN12Y608Q9RHFXBI8K7IE8TYCI4WEEXSVH1AXWKZCKGUVA57PSA8N48PWED9F27PXATFUVUD9QDNCE9GOT9Q8ACYPIN0HL"}}
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  • GET /api/v1/user/apptoken コマンドを使用すると、アプリケーションの有効期限など、アプリケーションに関する情報を取得できます。以下に例を示します。

    $ curl -X GET \
      -H "Authorization: Bearer <access_token>" \
      "http://quay-server.example.com/api/v1/user/apptoken"
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    {"tokens": [{"uuid": "6b5aa827-cee5-4fbe-a434-4b7b8a245ca7", "title": "MyAppToken", "last_accessed": null, "created": "Wed, 08 Jan 2025 19:32:48 -0000", "expiration": null}], "only_expiring": null}
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  • GET /api/v1/user/apptoken/{token_uuid} コマンドを入力すると、特定のユーザーアプリケーションに関する情報を取得できます。

    $ curl -X GET \
      -H "Authorization: Bearer <access_token>" \
      "http://quay-server.example.com/api/v1/user/apptoken/<token_uuid>"
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    出力例

    {"token": {"uuid": "6b5aa827-cee5-4fbe-a434-4b7b8a245ca7", "title": "MyAppToken", "last_accessed": null, "created": "Wed, 08 Jan 2025 19:32:48 -0000", "expiration": null, "token_code": "K2YQB1YO0ABYV5OBUYOMF9MCUABN12Y608Q9RHFXBI8K7IE8TYCI4WEEXSVH1AXWKZCKGUVA57PSA8N48PWED9F27PXATFUVUD9QDNCE9GOT9Q8ACYPIN0HL"}}
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  • DELETE /api/v1/user/apptoken/{token_uuid} エンドポイントを使用すると、ユーザーアプリケーショントークンを削除または取り消すことができます。

    $ curl -X DELETE \
      -H "Authorization: Bearer <access_token>" \
      "http://quay-server.example.com/api/v1/user/apptoken/<token_uuid>"
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    このコマンドは CLI に出力を返しません。前述のコマンドのいずれかを入力すると、トークンのリストを返すことができます。

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