5.2. Red Hat Quay API の使用


アプリケーションを作成し、必要な設定で OAuth 2 アクセストークンを生成したら、CLI から API を使用して、アクセストークンを GETPUTPOST、または DELETE 設定に渡すことができます。通常、Red Hat Quay API コマンドは次の例のようになります。

$ curl -X GET -H "Authorization: Bearer <your_access_token>" 1
    https://<quay-server.example.com>/api/v1/<example>/<endpoint>/ 2
1
Red Hat Quay UI を通じて生成された OAuth 2 アクセストークン。
2
Red Hat Quay デプロイメントの URL と API エンドポイント。

すべての Red Hat Quay API については、アプリケーションプログラミングインターフェイス (API) の章を参照してください。記載内容を理解することは、呼び出しを成功させるために非常に重要です。たとえば、createAppToken API エンドポイントの次のエントリーがあります。

*createAppToken* 1
Create a new app specific token for user. 2

*POST /api/v1/user/apptoken* 3

**Authorizations: **oauth2_implicit (**user:admin**) 4

 Request body schema (application/json)

*Path parameters* 5

Name: **title**
Description: Friendly name to help identify the token.
Schema: string

*Responses* 6

|HTTP Code|Description             |Schema
|201      |Successful creation     |
|400      |Bad Request             |&lt;&lt;_apierror,ApiError&gt;&gt;
|401      |Session required        |&lt;&lt;_apierror,ApiError&gt;&gt;
|403      |Unauthorized access     |&lt;&lt;_apierror,ApiError&gt;&gt;
|404      |Not found               |&lt;&lt;_apierror,ApiError&gt;&gt;
|===
1
API エンドポイントの名前。
2
API エンドポイントの簡単な説明。
3
呼び出しに使用される API エンドポイント。
4
API エンドポイントを使用するために必要な認可。
5
API エンドポイントで使用できるパス。この例の title は、POST/api/v1/user/apptoken エンドポイントで使用される唯一のパスです。
6
このエンドポイントの API レスポンス。

API エンドポイントを使用するには、アクセストークンを渡し、必要に応じて適切なフィールドを含めます。次の手順は、POST/api/v1/user/apptoken エンドポイントの使用方法を示しています。

前提条件

  • Red Hat Quay API にアクセスできる。そのためには、OAuth 2 アクセストークンが作成済みでなければなりません。
  • config.yaml ファイルで BROWSER_API_CALLS_XHR_ONLY: false を設定している。

手順

  • POST /api/v1/user/apptoken API 呼び出しを入力して、ユーザーアプリケーションを作成します。

    $ curl -X POST \
      -H "Authorization: Bearer <access_token>" 1
      -H "Content-Type: application/json" \
      -d '{
        "title": "MyAppToken" 2
      }' \
      "http://quay-server.example.com/api/v1/user/apptoken" 3
    1
    Oauth アクセストークン。
    2
    アプリケーショントークンの名前。
    3
    /api/v1/user/apptoken エンドポイントが追加された Red Hat Quay デプロイメントの URL。

    出力例

    {"token": {"uuid": "6b5aa827-cee5-4fbe-a434-4b7b8a245ca7", "title": "MyAppToken", "last_accessed": null, "created": "Wed, 08 Jan 2025 19:32:48 -0000", "expiration": null, "token_code": "K2YQB1YO0ABYV5OBUYOMF9MCUABN12Y608Q9RHFXBI8K7IE8TYCI4WEEXSVH1AXWKZCKGUVA57PSA8N48PWED9F27PXATFUVUD9QDNCE9GOT9Q8ACYPIN0HL"}}

検証

  • Red Hat Quay UI のナビゲーションペインでユーザー名をクリックし、Account Settings をクリックします。アプリケーションの名前は、Docker CLI and other Application Tokens の見出しの下に表示されます。以下に例を示します。

    アプリケーショントークン
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.